記念日制定の背景

 近年の超高齢化、核家族化の進行や、テクノロジーの発展による現代人のライフスタイルの変化により、葬儀やお墓に対するニーズも多様化を極めています。こういった背景の中で、「供養する」ことに対して現代人の意識が薄れつつある現状に対して、供養の大切さを改めて考え、先祖や家族をはじめとする「人」や「もの」に気持ちを寄せる機会を積極的に創出することを目的に、毎年9月4日を供養の日として制定いたしました。9月4日の読みが「くよう」と読めることから、老若男女問わず幅広い生活者にとって覚えやすく、記念日として末永く親しんでいただけるようなものになるようにとの意味を込めて制定いたしました。

供養の日 発表会の様子

供養の日 発表会の様子

メモリアルアートの大野屋 代表取締役社長 大澤静可より、供養の日制定の背景について発表させて頂きました。

供養の日 登録証授与式

一般社団法人日本記念日協会 代表理事より登録証を授与されました。

 「供養の日」制定にあたり、「供養の日」のシンボルとなるロゴマークとスローガンを制作いたしました。9月4日の「9」と「4」の数字を交差させることで“絆”の意味を込めたリボンの結び目を表現。ロゴ全体を構成するハートのフォルムは、「愛情」や「大切な想い」をイメージしました。また、スローガン「考えませんか、供養のこと。」は、9月4日の「供養の日」をきっかけに「供養の大切さ」を改めて感じて欲しいというメッセージと、「供養」に関して生活者同士で話し合い、大切な「人」や想いのこもった「もの」など、自分の身近にある事象に対して改めて想いを寄せて欲しいというメッセージを込めています。

供養に関する意識調査

 供養の日の制定に際して、供養に関する意識調査を実施いたしました。以下、調査結果を抜粋してご紹介します。

調査対象:男性58.5%、女性41.5%/20代~70代以上、1,000人(均等割付)/47都道府県
調査期間:2017年8月21日~8月22日

供養に関する思いは?

お墓参り、お葬式、物を粗末に扱わない、食べ物(動植物の命)への感謝の4項目が「大切にしている」「大切に思っているが何をしていいか分からない」の合計で70%以上という結果に

供養に関する意識調査 大切にしていること グラフ

お墓参りに行きたいと思いますか?

年代別にみると、20、30代の若年層においても、約7割が「行きたい」と回答
お参りに行きたい理由は、「義務を果たしたいから」「故人に会えるようで懐かしいから」「家族で行う行事を大切にしたいから」という回答が多い

供養に関する意識調査 あなたは、お墓参りに行きたいと思いますか? グラフ

供養に関する意識調査 «年代別»お墓参りに行きたいと思いますか? グラフ

供養に関する意識調査 「お墓参りに行きたい」 グラフ

葬儀とお墓の希望は?

自分の葬儀、墓参は望まない場合も、両親に対する葬儀、墓参などの供養を積極的におこなう意向があるなど、2世代間でギャップが見られた。
両親の葬儀や墓参を希望する理由は、「故人への感謝の気持ちを届けたいから」「供養の気持ちを届けたいから」「子の務めだと思うから」が多い。

供養に関する意識調査 葬儀や墓参の希望(自分に対して、親に対して) グラフ

供養に関する意識調査 両親の葬儀を希望する理由 グラフ

供養に関する意識調査 両親に対してお墓を建てて墓参を希望する理由 グラフ

両親の逝去で後悔していることは?

  • 葬儀は必要なし、お墓もいらないと言っていた父だったが、それが本気で言っているのかわからないまま本人がなくなり、結局葬儀も執り行い、お墓も買いました。なので、本人の意向がどうだったのだろうかと今も思う点が後悔にあたります(41才女性)
  • 認知症になる前に話をしたかった(59才男性)
  • 認知症の期間が長かったので、本人の希望を把握できなかった。(69才男性)
  • 家族葬でなく盛大にしたかった(67才男性)
  • どうするか話し合いをしてなかったのでまたお金もなかったので苦労した(54才男性)
  • 親交があった人の名簿が分からなかった、交友関係が分からなかった、葬儀の後に知人から連絡が来て不義理をしてしまった、など多数

→葬儀準備に関するコメント多数

<その他>

  • 親孝行できればよかった
  • 療養中のケアや看取りについて
  • もっと話せばよかった
  • 長子ではない、婿養子、ということで故人と話す機会が少なかったこと、など

「簡素な葬儀ではなく、確りとした葬儀をしたかった」と「生前に両親と話し合いをしておけば良かった」などの後悔するコメントが目を引く。