[松葉ヶ霊跡安国論寺]
梅雨明の境内(安國論寺)
2009年7月28日
最初の回から早や一月。関東では、昨年より一週間ほど早い梅雨明となりました。安國論寺の境内も、これから万緑の季節を迎えると言いたいところですが、あいにくこの日の天気は青時雨。
この日境内では、雨にもかかわらず、八月の御施餓鬼会を迎える用意で、人々が忙しく立ち働いていました。
今年は 、日蓮上人がここ松葉ヶ谷で執筆したとされる「立正安国論」を、鎌倉幕府に奏進したから750年を迎えるそうです。
日蓮上人がしたためた場所とされる、御法窟が奥にある御小庵でも、お掃除の真っ最中のようで、中をそっと覗いてみました。
現在境内では、擬宝珠(ギボウシ)が可憐な花を咲かせています。その隣には、鬼百合が澄まし顔で立っています。
御施餓鬼は、来月の第一乃至第二日曜日に開かれます。どなたでも、ご自由に参加できるそうなので、近くに寄られた際は覗いて見てはいかがでしょうか?境内が涼しいことがお分かりいただけると思います。
次回は、秋口の落ち着いた鎌倉の風情をご覧いただきます。
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