メールマガジン・バックナンバー

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第90号 お線香の本数、1本? 2本? 3本?(2011/07/26発行)


┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━

┃ 1◆ おしらせ 「 被災者のみなさまのための供養サポート
┃                   大野屋の被災地支援の取り組み 」

┃ 2◆ 特集   「 お線香の本数、1本? 2本? 3本? 」

┃ 3◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!「 貴方任せの無防備 」

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◆ おしらせ  「 被災者のみなさまのための供養サポート 
                   大野屋の被災地支援の取り組み 」
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このたびの震災により、新盆を迎えられる方は数万人に上り、また新盆の用意を
される方も幅広い世代に及ぶと考えられています。

そこで、メモリアルアートの大野屋では、新盆のしきたりや準備、進め方などに
不安をお持ちの方のために、「新盆セット(白紋天、電池ローソク等)」を被災
地の希望者へ提供いたします。

まず第1弾として、宮城県・石巻災害復興支援協議会を通じ法音寺などから石巻
市の方へ200セットをお送りします。


またこの活動に賛同してくださる方からもご支援いただき、より充実したサポー
ト体制を整えたいと考えております。

「メモリアルアートの大野屋WEBショップ」内の被災地支援対象商品をご購入い
ただくと、1商品につき仏具1個(お線香)が、被災地の協力団体を通じて希望者
へ配布されます。

大野屋の信念である "故人への供養のお手伝いを通じて、お客様のこころを癒
し続ける"支援を実践してまいりますので、ご賛同いただける方からのご協力を
お願い申し上げます。

こちらのホームページにて支援の詳しい内容をご覧いただけます。

被災者の皆様のための供養サポート.com
http://kuyo-support.com

【 被災者の皆様のための供養サポート.com 主な内容 】

◆仏事に関するQ&A
仏事アドバイザー川瀬による仏事に関するしきたりやマナー、歳時などの生活に
役立つ情報や、テレホンセンターに寄せられるよくある質問などをコラム形式で
ご紹介

◆新盆セットの使い方
使い方に関する動画等を掲載

◆新盆セット提供希望団体からの申込受付

◆支援したい方向けの支援(供養商品)付き商品のご紹介

ぜひご覧ください!
http://kuyo-support.com

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◆ 特集  「 お線香の本数、1本?2本?3本?  」
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いよいよ夏休みに突入しました!

休みを利用して、故郷へ帰省することも多い時期です。また8月にお盆を行う地
域では、最近亡くなった知人・友人の家にお参りに行くことも多いのでは?

いつも何となくやっている人も、今回は、お仏壇へのお参りの作法をおさらいし
てみましょう!

□ お供えの準備

3千円~1万円程度の現金や品物をお持ちします。
表書きは現金なら「御仏前」「御香料」、品物なら「御供物」が一般的です。

品物の場合には、お菓子や果物が一般的ですが、他にも多くの人がお参りに来る
ような場合には、重複をふせぎ長く保存できるという店で、お線香が喜ばれます。
仏壇店などでは、進物用の高級素材のお線香が箱詰めで販売されています。

□ 当日の服装

基本的には普段着でOKですが、地味な色のシャツやワンピースなどが無難です。

法要に出席する際には、施主に準じた喪服やダークスーツが基本です。

□ ごあいさつ

先方の家につき、部屋に通されたら、一通りのごあいさつの後に
「御仏前に(お仏壇に)お供えください」と一言添えてお渡しします。

□ お参り

ロウソクに火が着いていないようならマッチなどで火をつけ、お線香に火を着け
ます。このとき本数に迷ってしまいますよね。

宗派ごとに本数や置き方に違いがあります。


 ◆宗派別の線香の本数    ※寺院・地域によって異なる場合があります
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  天台宗      1本または3本
  真言宗      3本
  浄土宗      1本を2つに折る
  浄土真宗(東)  2つに折り横にする
  浄土真宗(西)  2つに折り横にする
  臨済宗      1本
  曹洞宗      1本
  日蓮宗      3本または本数に定めなし


宗派ごとの一般的な本数は上記の通りですが、相手の宗派は分からないことが多
いものです。既に誰かがお参りしているようなら、それに倣っておくのが無難で
す。
また、あまり気にせずに1本でお参りしても全く差し支えありません。

その後リンを鳴らし合掌します。

◎お盆のお供えにおすすめのギフト用のお線香

「メモリアルアートの大野屋WEBショップ」内の被災地支援対象商品をご購入いただくと、
1商品につき仏具1個(お線香)が、被災地の協力団体を通じて希望者へ配布されます。
http://kuyo-support.com

◎お盆に必要な品物が揃います。
注目の「節電・エコのLED盆ちょうちん」がオススメです。↓
http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/2010-bon?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=2011%E3%81%8A%E7%9B%86

◎「お盆」については、ホームページでも詳しくご覧いただけます。
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/obon/index.shtml?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%81%8A%E7%9B%86%E4%BB%8F%E4%BA%8B

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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%A2


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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』  「 貴方任せの無防備 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして16年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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震災以降、節電だ節約だと自分にも家族にも言い続けてきましたが、これからの
夏を無事に乗り切る為には流石の吝い婆ちゃんも、せめて土用の鰻くらいはと思
って上物を奮発したのですが、婿殿や孫どもにとっては『いつもの手抜き料理』
くらいにしか受け取って貰えず、『ステーキか焼肉のほうがよかったのに!』と
言われガックリしております。

昔の話で恐縮ですが、私の子供の頃は一般庶民の家でのご馳走といえば、先ずは
『すき焼き』『寿司』『鰻』が定番でした。
常日頃から女子供までがそういうご馳走を食べさせてもらえる時代ではなく、
『気の張る大切なお客様』がいらした時に出前を頼むことがあっても家人の分ま
で注文してくれる事は稀で、母や私たちは茶の間で昼のあまり物や野菜の煮つけ
などを食べるのが当たり前の事でした。

そんな時代でも『土用のうなぎ』だけは特別で、お手伝いのお姉ちゃんや子供ま
で『精がつくから』と言って必ず食べさせられました。
敢えて『食べさせられた』と言うのには実は訳があり、当時住んでいた近所のう
なぎ屋では、この季節になるとてらてらと黒く光った太いうなぎのいっぱい入っ
た大きな籠をいくつも並べ、高下駄に鉢巻姿の職人さん達が店先でうなぎをさば
いており、その姿が子供心に恐ろしく気味悪かったからなのです。

籠のなかのうなぎをムギュっと掴んだと思うと、ぐらーんぐらーんと大きく暴れ
るうなぎを大きなまな板の上に押さえつけ、首(?)のあたりめがけて太い千枚
通しみたいなものでぶすっと一刺しし、後は一気にさばいていくのです。

どの職人さんも腕前は見事なもので、さばく時間はほんの数分のことなのですが、
最初の一刺し(目打ちと言います)の時にはどのうなぎも必ずギロンとした眼を
むいて、ピュ!という声を出したのです。
本当は私だけにそう聞こえたのかもしれませんが、今でもあの恨みのこもった眼
ん玉と断末魔のピュ!はしっかりと耳に残っています。
真っ赤な炭に滴り落ちる油のジュッーという音やたれの焦げる香ばしい匂いはや
はり夏ならではのものではありますが、子供の頃の『ギロンとピュ!』の幼児体
験の為に私にとっては未だに鰻は好んで食べたい物ではないのです。

苦手なものと言えば鶏肉も嫌でしたね。
米穀通帳で配給米を買っていた時代ですから、動物性たんぱく源として鶏を飼っ
ている家も多かったようで、家でも常に5~6羽はいた様に記憶しています。お祝
い事やお客があると『かしわ鍋でもするかな~』という事になり、あまり玉子を
産まなくなった婆さん鶏を『ひねる』事になるわけです。
今朝までコッコ・コッコと元気に歩いていた鶏が、あっという間に毛をむしり取
られ細かく分解されていく様子を目の当たりにしながら、子供心にも多少はやり
切れないものを感じていたようです。

いま放射性セシウムで汚染された牛肉が問題になっていますが、今までだって農
薬入りの中国産餃子、細菌感染したユッケ等々でそれこそ日本中が大騒ぎをして
きました。いずれも、どこのどなたが作ったのか、どういうルートで売られてい
るのか我々には全く解らない『貴方任せの無防備』さが招いた結果と言わざるを
得ないのではないでしょうか。
そんな事から比べれば、鰻の目ん玉や、毛をむしり取られた鶏肉なんか、ある意
味ちっとも恐れるような事ではないんですよねー。

まあまあ何はともあれ秋風が吹くまでの一時を、四の五の言わずに先ずは『鰻』
の効用にあやかって元気に踏ん張っていきたいものです。

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[ぜひご覧ください]メディア掲載のおしらせ 

◎雑誌「週刊東洋経済」 8/1発売  
   お墓・相続特集の中で、当社の手元供養商品が紹介されます。

◎業界誌「月刊仏事」   8/1発売  
   話題の商品コーナーで、当社のミニ骨壷が紹介されます。

◎雑誌「週刊女性」 8/8発売
   「遺骨ペンダント」「お墓のメンテナンスサービス」が紹介されます。

◎書籍「新しい葬儀と法要」 8月中刊行 
   当社の永代供養付き室内墓苑と手元供養商品が掲載されます。

◎書籍「今から始める自分の『後始末』辞典」 8月中刊行  
   改装費用について、当社のデータが掲載されます。


◎葬祭情報誌「葬祭流儀-埼玉版」 8/10刊行
   さぎ沼店が撮影され、仏壇・仏具・手元供養について紹介されます。


 ※予定は変更になることもあります。


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◆大野屋の被災地支援

被災地の方へ、新盆セットとともに、仏事に関するしきたりやマナーの知識もご提
供いたします。

被災者の皆様のための供養サポート.com
http://kuyo-support.com


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◆仏壇お盆大感謝フェア 開催中!

今年のお盆を新しいお仏壇で迎えてみませんか。
日頃の感謝を込めて、厳選したお仏壇に仏具をセットし、特別価格で販売致します。

注目の「節電・エコのLED盆ちょうちん」がオススメです。

http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/2010-bon?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=2011%E3%81%8A%E7%9B%86

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◆『花で送る家族葬』 選べる3つのプラン 58万円~
http://www.ohnoya.co.jp/funeral/?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=%E8%8A%B1%E8%91%AC%E5%84%80

プラン58・プラン78・プラン98

ご自宅、お近くの斎場(東京・神奈川・埼玉・千葉 500ヶ所以上)でご利用いた
だけます。


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◆ミニ骨壷 新作2種類を発売しました。

故人の遺灰や遺骨の一部を美しいオブジェやペンダントに収納し、身近で故人を偲ぶ
ことができます。


 【ミニ骨壺 蒔絵 -あわせ-】

ひとつひとつ描きあげられた「本金蒔絵」のミニ骨壷。

明治10年創業の山中漆器の老舗 多田桂寛(ただけいかん) の伝統工芸師たちの手
のよってひとつひとつ丹念に仕上げられた一品です。

http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/09-53?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B


 【メモリアルフォトスタンド】

フォトスタンドにミニ骨壷が納まった新しいタイプのミニ骨壷です。
自宅では写真とともに、外出するときにはミニ骨壷を取り出して一緒にいられます。

http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/09-63?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=%E6%89%8B%E5%85%83%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88


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◆お彼岸前にお墓の気になる部分を綺麗に!

お墓のメンテナンス

あなたの大切なお墓。気になるところはありませんか?
「お墓の無料診断」受付中です。

http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/maintenance/maintenance.shtml?utm_source=mm201107&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
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