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第26号 『お葬式参列のマナー』(2006/03/25発行)

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┏ ・⌒・ ┓  メモリアルアートの大野屋
┃やすらぎ┃
┃ 通信 ┃        やすらぎ通信  第26号
┗━━━━┛                  仏事お役立ちメールマガジン
http://www.ohnoya.co.jp
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「やすらぎ通信」はメモリアルアートの大野屋よりお送りする、仏事に関する
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集          「 お葬式参列のマナー 」



┃ 2◆ 季節の行事       「 お花見のはじまり 」



┃ 3◆ 仏事Q&A      「 ペットロスを乗り越えるために 」



┃ 4◆ 大野屋からのおしらせ
┃         -新しいお仏壇・お葬式・お墓のスタイルを提案-

┃  『大野屋メモリアルギャラリー』さぎ沼(神奈川県川崎市)にオープン!


┃ 5◆ 今月のプレゼント
┃    「 大野屋オリジナル線香 『西の空』を2名様に 」
┃        当選者発表 『葬祭豆事典』


┃ 6◆ 編集後記

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━1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆特 集   「 お葬式参列のマナー 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「やすらぎ通信」は、一昨年の3月に創刊し、今月で丸2年を迎えました。
これまでのご愛読、ありがとうございます。
これからも皆様にお役に立つ情報を毎回お送りしていきますので、どうぞ今後と
もよろしくお願いいたします。
また「このテーマが役に立った」、「こういうテーマを取り上げてほしい」など
ご意見やご感想がございましたら、ぜひお寄せください。


さて3年目を迎えるにあたって、これまで取り上げてきた記事を読み返してみま
した。お墓、お仏壇、お盆、お彼岸、その他の仏事ごと、法要、喪中・・・とさ
まざまなテーマを取り上げてきました。その中で、「仏事Q&A」では度々取り
上げているものの、まとめてお送りすることが少なかったのが、意外にも「お葬
式」です。お葬式のマナーについては、常にお問い合わせが非常に多いテーマで
もありますので、今回は「お葬式参列のマナー」をお送りします。





●  訃報を受けたら
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

肉親や近親者、ごく親しい間柄の場合には、できるだけ早く駆けつけます。その
際には平服でかまいませんが、なるべく地味な服装を心がけます。

一般的な友人・知人の場合には、すぐには訪問せず、通夜や告別式に参列しまし
ょう。遺族はお葬式の準備や弔問客の対応などで、非常に忙しいときです。かえ
って迷惑になってしまうこともあります。




● お通夜・告別式、どちらに出席すればよい?
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

通夜は本来、遺族や近親者、親しい友人など、故人と深いかかわりをもつ人たち
が集まって、夜通し故人との別れを惜しむ儀式です。一般の人は、告別式に出席
するのが本来の形です。
ただ現在は、仕事などの都合がつきやすい通夜に、一般の人も参列することが多
くなっています。




● すぐに弔問できない(できなかった)とき
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

なんらかの事情によって、葬儀に参列できない場合には、代理の人を立てて通夜
や告別式に参列してもらうか、弔電を打つ、お悔やみのお手紙を送るなどして、
弔意を伝えます。

香典を郵送するときには、不祝儀袋に入れて喪主宛てに現金書留で送ります。お
香典だけではなく、お悔やみと参列できないお詫びを書いたお手紙を添えましょ
う。


また「お葬式が終わってから訃報を知った場合にはどうすればよいでしょう?」
というご質問をいただくことがあります。その際には先方の都合を確認した上で
弔問に伺います。遠方でなかなか伺えないような場合、上記のように郵送しても
かまいません。その際にはやはりお手紙を添えて、お悔やみの言葉と、遅くなっ
てしまった失礼や直接伺うべきところを事情があり郵送させていただくことをお
詫びしましょう。




● お香典
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

通夜や葬儀に持参する香典は、相手の宗教に合わせた不祝儀袋を用います。

■ 表書き・水引についてはこちらで特集しています。↓
http://www.ohnoya.co.jp/faq/qa/reference/omotegaki.html


【 連名で包む 】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

連名で包む場合には、数人の場合には表書きに全員の名前を書きます。
この時目上の人を右側に書きます。

またグループで包む際には、表書きには会社名や部署名、グループ名な
どを書くか、代表者の名前を書いて「他一同」とします。
その際には別紙に全員の名前や住所を記入して同封します。


【 お香典辞退 】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
喪主がお香典を辞退しているときには、先方の意向を汲み無理に渡すこ
とは控えます。手ぶらで行くのが心配な場合には、念のためお香典を準
備しておいて、受付の様子でお渡しすべきか判断するという方もいます。



【 お通夜と告別式、どちらに渡す? 】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「通夜と告別式の両方に出席する場合、お香典はいつ渡せばよいの?」
というご質問もよくいただきます。地域によっても違いますが、お通夜
のときにお渡しすることが多いようです。その場合、翌日の告別式では
「お通夜のときにお香典はお渡ししています」と受付に伝え、記帳のみ
をします。






● 服装
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

服装については、以前にも「やすらぎ通信」にて取り上げています。バックナ
ンバーをご覧ください。

http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/number6.html

立場別(喪主(施主)、親族、弔問客)にまとめています。




● お焼香
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

【 仏式 】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
仏式のお葬式では、抹香による焼香が行われることが一般的です。

(1)遺族に一礼して焼香台に進みます。
(2)ご本尊様・遺影に向かって一礼
(3)抹香を三本指でつまみ、目の高さまでおしいただく。
(浄土真宗の場合にはおしいただきません。)
(4)抹香を静かに香炉にくべます。
回数は宗派によって異なります。会葬者が多い場合、葬儀社より
「一回でお願いします」という指示がある場合もあります。
(5)合掌し、数歩下がって遺族に一礼します。



【 神式 】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
神式のお葬式では、仏式の焼香のかわりに、玉串奉奠が行われます。

(1)玉串を受けたら、案(玉串を置く台)に進み、玉串をおしいた
だきます。
(2)根元を手前にして、まっすぐに持ちます。次に時計回りに回転
させて、向きを変え、葉先を手前にして供えます。
(3)玉串をささげたら、深く二回礼をします。
(4)音を立てずにしのび手で二拍手。
(5)再び深く一礼します。


【 キリスト教式 】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
キリスト教式の場合、献花を行うのが一般的です。

(1)花を両手で受け取り、祭壇の前まで進み、一礼。
(2)献花台の前で、根元を手前に向けます。次に時計回りに回転さ
せ、花を手前にして供えます。
(3)黙祷、または遺影に一礼します。
数歩下がって、遺族に一礼します。




―――――――――――――――――――――――――――

■お葬式を行う側(喪主)の方の基礎知識は、こちらをご覧ください。

http://www.ohnoya.co.jp/funeral/sougi/howto.html





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◆季節の行事   「 お花見 」
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お花見のニュースがテレビを賑わす季節になりましたね。

桜の下でお酒や食事を楽しむのは、日本独自のならわしと言われています。
この風習はどのように始まったものなのでしょうか。


お花見は本来、農耕にかかわる宗教的儀式として、古代から行われていたそうで
す。春になると山から下りてくる田の神を迎え、桜の木の下で、料理やお酒でも
てなし、その年の豊作を祈る儀式が「お花見」なのです。


春には桜のほかにもすてきなお花がたくさんありますが、どうしてお花見は桜と
決まっているのでしょうか。

桜の「さ」は「田の神」、「くら」は「神座(かみくら)」神様がいる場所を指
すという説があります。つまり「さくら」とは田の神が宿る常緑樹や花の咲く木
を指したというのです。その「さくら」の代表として、次第に桜の木だけが「さ
くら」と呼ばれるようになったようです。
桜の木には、田の神が宿る神聖な木としての特別な意味が込められているのです
ね。



お花見が貴族から武士に伝わり、次第に盛大なお花見が行われるようになりまし
た。現在のようなお花見になったのは、江戸時代に一般の人々に伝わってからと
言われています。







━3━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 仏事Q&A    「 ペットロスを乗り越えるために・・・ 」
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お寄せいただいたご質問にお答えします。

――――――――――――――――――――――――――――
◇「 仏事Q&A ~ ペットロスを乗り越えるために・・・ 」
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┏━┓
┃Q┃
┗━┛ 我が家には家族・・それ以上の存在になっている愛犬がおり、
現在8歳です。
 
愛犬にもしもの際には 「ペットロス」に必ずなるであろうと
家族もそして自分自身覚悟しているほどです。
 
愛犬の死・・・その時に私はもはや立つこともできないでしょ
う。そんな時に「充分に泣き、悲しむ」それこそが私にとって
ペットロスを長引かせないための方法のひとつではないかと思
っております。

また、私がいつまでも悲しみにくれて、愛犬の遺骨や愛犬への
思いを手元に引き止めておいては、愛犬もいつまでも安心して
天国へいけないのではないかと考えます。
 
世の中にはいろいろな考え方がありますが、私はやはりペット
と同じ墓地に入りたいと考えています。
近くに自治体の持つ共同墓地があり(三重県です)、そこにお
墓を立てようと思っていますが、そこでペットのお骨も一緒に
納めることはできるのでしょうか。
またお墓を大野屋さんで建ててもらうことはできますか。


┏━┓
┃A┃
┗━┛ 毎日一緒に暮らすペットはもはや大切な家族の一員です。
ペットにもしもの事があったら「私はもはや立つ事もできない
でしょう」というお気持ち、本当によく分かります。

最近では、少子化・核家族化等いろいろなご事情により、ペッ
トとともに生活をなさられる方が多くなってきております。
そして「生前にともに生活をしたペットと、お墓も一緒に」と
いう考え方を持つ方が増えてきていることも事実です。

しかし、実際にはどこのお墓でもペットと一緒に入れる訳では
ありません。
霊園の規定により、動物のお骨は納められないというところも
あり、現実にはペットとともに入れるお墓というのは、ごく限
られたところとなってしまいます。

当社では関東地区では町田いずみ浄苑(東京都町田市)、関西
地区では神戸山田霊苑(兵庫県神戸市)にて、ペットと一緒に
入れるお墓「Withペット」の区画を取り扱っております。


◎  町田いずみ浄苑
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/grave/034_195mci/withpet.html


◎  神戸山田霊苑
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/bosho/kansai/651kby/index.html

ご質問にありました、ご自宅近くの霊園でペットも一緒に納骨
することが可能かどうかにつきましては、霊園に直接お問い合
わせいただき、ご確認くださいませ。
墓石工事につきましては、当社で承っております。



―――――――――――――――――――――――――――



ホームページでは、そのほかにも下記のような新着Q&Aを掲載中です。

┌─【新着Q&A】───────────────────────┐

「お仏壇に華やかなお花をお供えしてもよい?」

  └───────────────────────────────┘

仏壇に備える花について教えてください。

母の日などには、カーネーションをプレゼントしたりしますが、
仏壇にもカーネーションなど、華やかな花を置いてもいいのです
か?
故人の好きだったお花でも大丈夫でしょうか?


気になる回答はこちら ↓ ↓ ↓
http://www.ohnoya.co.jp/faq/qa/altar/altar_12.html

―――――――――――――――――――――――――――

仏事に関するご質問は、memoria@ohnoya.co.jpまでお気軽に
お問いあわせください。


*大野屋ホームページの人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
↓  ↓  ↓

http://www.ohnoya.co.jp/faq/qa/index.html






━4━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆  大野屋からのおしらせ
-新しいお仏壇・お葬式・お墓のスタイルを提案-

『 大野屋メモリアルギャラリー 』 さぎ沼(神奈川県川崎市)にオープン!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


新聞などでも大きく取り上げられ、新しい祈りの形として注目を集める「手元供
養」商品をはじめ、生活空間に調和するアート性の高いお仏壇などを取り扱って
おります。

大切な思い出の品をテディベアにして、いつもそばに置いておける「MAOメモワ
ールテディベア」もご紹介しています。




★ オープニング・イベント ┌────────【 ~4月9日まで】┐
┌──────────────┘                  │
│                                 │
│                                 │
│  抽選で「MAOメモワールテディベア」無料制作プレゼントの他    │
│  素敵なプレゼントが盛りだくさんの楽しいイベントを実施中です。 │
│  この機会にぜひご来店ください。                │
│                                 │
└─────────────────────────────────┘

詳しくは・・・
http://www.ohnoya.co.jp/buddhist/butsudan/saginuma/index.html






━5━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 今 月 の プ レ ゼ ン ト

「 大野屋オリジナルお線香 『西の空』を2名様に 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ゆったりと気持ちを落ち着かせる癒し効果もあるお線香です。
煙が少ないタイプで使いやすいので、ふだん使いにオススメです。

……………………………………………………………

4月20日しめきりです。
当選者は次回「やすらぎ通信」(4/25号)にて発表いたします。



↓ ご応募お待ちしています! ↓

http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/index.html?link=reader



◆┌【 当選者発表! 】─────────────────────┐◆
┌┘                               └┐
│                                 │
│    前号のプレゼント  『 葬祭豆事典 』          │
│                                 │
│         ご当選おめでとうございます!          │
│                                 │
│                                 │
│  奈良県奈良市 菱田 様    神奈川県川崎市 志村 様    │
│                                 │
│  千葉県船橋市 永野 様    東京都大田区  岡  様    │
│                                 │
│           神奈川県秦野市 成瀬 様          │
│                                 │
│                                 │
│                                 │
│      たくさんのご応募ありがとうございました。       │
└┐                               ┌┘
◆└───────────────────────────────┘◆




━6━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 編 集 後 記
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お彼岸にはお墓参りには行かれましたか?お彼岸は日本独自のもので、仏教を日
本にもたらしてくれた中国やインドでは行われていないといわれています。

家族そろってお参りして、亡き家族やご先祖様に日頃の感謝をする・・・そうい
った機会は、忙しい現代ではなかなかないもの。大切にしていきたい行事の一つ
ですね。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
-当社雑誌掲載のおしらせ-

◎ 週刊ポスト4/3発売号
「正しいお墓選び」(仮)に、町田いずみ浄苑の記事が掲載される予定です。
 
ぜひご覧ください!
*掲載予定は変更となる場合もございます。

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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│                  編集 川瀬 由紀
└──┘〒171-0033 東京都豊島区高田3-13-2 高田馬場TSビル
TEL 0120-02-8888
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