メールマガジン・バックナンバー

メールマガジン・バックナンバー

第65号 『優しさあふれるお盆の行事』(2009/06/25発行)

┌────────────────────────────────────┐
├○             メモリアルアートの大野屋     2009/06/25│
│  --------------------------------------------------------------------│
├○  冠婚葬祭ナビ                           │
│           『折々しきたり想いやり』             │
├○                                   │
└──────────────────────http://www.ohnoya.co.jp ──┘


冠婚葬祭ナビ『折々しきたり想いやり』はメモリアルアートの大野屋よりお送り
する、お役立ち情報マガジンです。弊社のお客様、メールアドレスをご登録頂い
た方へ毎月1回配信させていただいております。

今後このメールマガジンがご不要でしたら、お手数をお掛けいたしますが、下記
より解除をお願い申し上げます。アドレスのご変更も下記よりお願いいたします。

配信停止・アドレスの変更はこちらから→
              http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/index.html

バックナンバーはこちらから→
      http://www.ohnoya.co.jp/anshin/mail_backnumber/index.shtml


┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集    「 優しさあふれるお盆の行事 」 

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!  「 父の日 今昔 」

┃ 3◆ プレゼント 「思い出を飾ろう
┃               デジタルフォトフレームをプレゼント!!」

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 こんにちは。大野屋の川瀬です。

 すっかり夏らしくなってきました。夏休みの計画は立てていますか?

 私は最近「折りたたみ自転車」を買いました。
 先々月、このメールマガジンで折りたたみ自転車をプレゼントしましたが、
 自分でも欲しくなってしまったのです。

 初めての折りたたみ自転車ですが、意外にもなかなか快適です。
 小さい分小回りが利いて、せまい道をすり抜けて走る街乗りにもかなり便
 利なことが分かりました。涼しくなった夕暮れに走ると爽快!
 ストレス解消にもってこいですよ。
 
 でもまだ肝心の「折りたたみ」をしたことがありません。
 夏休みには自転車を積んで、遠出をしてみるのもいいかな~。


━1━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 特集   「 優しさあふれるお盆の行事 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

前号でお盆の準備の基本を特集しましたが、今月はちょっと趣向を変えて、あた
たかい気持ちにさせられるお盆の風習、夏休みや帰省のときの楽しみが増える
「こんなお盆、あんなお盆」を見てみましょう。

仏様の旅支度!?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

「日本書紀」によると、606年に初めてお盆の行事が行なわれたと記述されて
います。606年というとピンときませんが、なんと推古天皇の時代です。現在
日本各地で行なわれるお盆は、各地の風習が加わり、宗派による違いもあってさ
まざまです。現代までの長い月日の中で、全国で形を変え発展していった歴史が
あるのです。

突然ですがよく言われるお盆用品といえば・・・

・盆棚の敷物にする『まこも』
・迎え火や送り火のために燃やす『おがら』『かんば』など
・亡くなった人の乗り物と言われる『ナスの牛、キュウリの馬』
・自宅までの目印となる『提灯』

などが、お盆の定番という地域が多いかと思いますが、東京や神奈川県の一部な
ど地域によっては、新盆(亡くなって初めてのお盆)のときに

・『ぞうり』
・『お米の袋』
・『麻の紐』
・『扇子』

が必需品というところもあります。

これは何のために使うと思いますか?
ヒントは、お盆は仏様がお家に帰ってくるという考えに基づくというところです。


もう分かりましたでしょうか?

そうです。これは仏様がお盆に帰って来られる時の「旅支度」と言われています。

つまり

・『ぞうり』は仏様の履物。
・『扇子』は暑い中を帰ってくるときに扇いで暑さをしのぐ。
・『お米の袋』はお米を入れて道中で食べてもらうお弁当。
・『麻の紐』はこれらをまとめるために使ったり、ぞうりの紐が切れた時に使う
  ほか、昔は紐にお金を通して仏様のおこづかいとして用意したそうです。
 (現在はお金は半紙に包んだり袋に入れます。)

というわけです。

これらをお盆の前にお寺に持っていったり、お盆が終わった後にお寺に納めたり
します。


お葬式のときに、白装束やぞうり・六文銭など、あの世への旅支度として棺に納
めるのと同じような感覚ですね。お葬式のときには旅立ちの支度、お盆のときに
はこの世へ帰ってくる旅支度というわけです。

当社の安井は「幽霊って足がないって言うけど、仏様に草履は必要なの~?」
なんて言っていましたが・・・。(確かにそう言われれば・・・。)


いずれにしても、おこづかいまで用意して本当に仏様を人として待遇し心からも
てなそうという気持ちが溢れていますね。
他にも長野県の一部など、地域によっては、お墓から仏様をおぶって(背負う格
好をして)家まで連れて帰るそうです。


旅支度をしてあげたり、お墓からおぶってきてあげたり、何ともあたたかい優し
い気持ちにさせられる・・・そんなお盆の行事は本当に素晴らしいものがありま
す。

夏休みお出かけ前にチェック!お盆のイベントやお祭
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

夏休み、各地のイベントやお祭などに参加する機会も多くなります。
その行事、実はこれもお盆行事なのかもしれません。由来を知っておくと、より
一層楽しめますよ。


◆大文字焼き
大文字焼きは、正確には「五山の送り火」といって、毎年8月16日の夜8時か
ら火がともされます。よくテレビなどで「大」という字を見ますが、この大文字
(「大」)だけではなく、「妙・法」、船の形、左大文字(「大」)、鳥居の形
と、合計5種類があるので、「五山の送り火」というのです。

本来の意味や始まりは謎のようですが、どうやらお盆の「送り火」(お盆の時期
に帰ってきた故人の霊を再びあの世へ送りだすために、火を焚くこと)を盛大に
行ったもののようです。


◆精霊流し
各地で行われる精霊流しも送り火の一種と言われています。
地域によっては故人は山や川にいて、そこから帰ってくると考えているところが
多くあります。船形の灯籠に火をつけ川に流すことで、故人があの世へ帰ってい
くという行事です。

◆盆踊り
各地に名物で観光名所になっている阿波踊りや郡上踊りなどの盆踊り、有名では
なくても地域の人に愛されている盆踊りは沢山あります。これもその名の通りお
盆行事です。

大勢の人々が集まり踊ることでお盆に帰ってくる霊を慰め、楽しませるためのも
のといわれています。

本来は各家やお墓をめぐって、特に新盆の家を中心に踊っていたものが、次第に
固定した場所に移して踊るという形になったといわれています。現在は娯楽性が
高いお祭になっていますが、本当はこれも帰ってくる仏様を迎えるための行事な
のです。


  ・お盆に必要な品物が揃います。モダンなちょうちんも豊富なウェブ
   ショップはこちら↓
   http://item.rakuten.co.jp/mgohnoya/c/0000000500/


  ・「お盆」のスケジュールについてくわしくはこちら↓
   http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/obon/schedule.shtml


  ・「お盆」については、ホームページでも詳しくご覧いただけます。
   http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/obon/index.shtml


    ―――――――――――――――――――――――――――


     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
       https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php

     *知っておきたい仏事のしきたりに関するQ&Aが満載!
      人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
               ↓ ↓ ↓
          http://www.ohnoya.co.jp/faq/


━2━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』 
              「 父の日 今昔 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして14年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
---------------------------------------------------------------------

先日の日曜日は「父の日」でした。

1910年、アメリカで一人の女性が既に一般化していた「母の日」と同じように
「父の日」を作るよう提唱したのをきっかけにして、1972年晴れてアメリカの祝
日となったようです。

アメリカではバラの花を贈る習慣があるようですが、日本では戦後母の日と共に
入ってきた習慣であるにも拘らず、母の日のカーネーション程には認識されずに、
母の日に比べるといささか地味なイベントのような気もします。

とは言うもののお祭り好きの我が家では、当日は娘が娘婿のために昼過ぎから台
所で腕を揮って、いつもより数倍奮発した夕食が用意されました。(ビールの他
に到来物のワインまであり)

経費節減の折から(?)プレゼントは省略されたようですが、中学一年生の孫娘
から
「毎日夜遅くまで家族の為に働いてくれて感謝しています。でももう若くはない
ので無理をしないで下さい。それから夜中にお菓子を食べるのはやめたほうが良
いと思います。」
小学生の弟からは
「サッカーや野球を教えてくれて有難う。体に悪いのでタバコは少なくして下さ
い。其れから特に注文と言うのではないんですが・・・勉強を教えてくれる時ど
んどん脱線して関係ない話しで時間を取るのは注意して下さい」
といわれると、もう嬉しさも頂点に達して満面に笑みを浮かべながらも目はウル
ウル・・・

なんともはや我が家の婿殿は「単純で憎めない奴」ではあるのですが、日頃から
何かと偉そうに振舞っているにも拘らず残念ながら「親爺の威厳」はなかったで
すねー。

善し悪しは別にしても、昔の父親は怖かったですね。お風呂に父より先に入る事
などは絶対に有り得なかったですし、やむを得ず先に食事をする場合には、先ず
父の茶碗に少しご飯を盛ってから「お先に頂きます」と挨拶させられたものです。
当然おかずも私たちのとは違う物が用意されていたものです。

昼間はアッパッパーを着ていた母も、父の帰宅時間には着物を着てきちんと半幅
帯を結んでいたものでした。
向田邦子の「頑固親爺」程ではないにしても地震・雷・火事と肩を並べられるほ
どの強い親爺が少なくなってしまって、優しく・理解ある・友達のような良いお
父さんばかりで少しばかり物足りなさを感じるのは私の年齢のせいでしょうか。

追伸・・勿論、仏壇の中の父上様には好物の「きんつばと三ツ矢サイダー」が供
えられておりました。

━3━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ プレゼント 「 思い出を飾ろう
           デジタルフォトフレームを3名様にプレゼント! 」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


もう写真立てに入れる写真はプリントする必要はありません。
携帯やデジカメで撮影した写真を2.4型液晶パネルに最大63枚の画像を登録できま
す。
次々に写真を入れ替えるスライドショー機能、時計・アラーム機能付きです。

フレームは付け替えて3パターン楽しめます。
元気が出るハート型のほか、スタイリッシュなクリアフレーム、コンパクトなフ
レーム無し、お部屋の雰囲気に合わせて付け替えてお楽しみください。


平成21年7月20日〆切。どうぞふるってご応募ください!


      http://www.ohnoya.co.jp/anshin/mail_magazine.shtml


     <前回のプレゼント・ヒーリングサウンドハート>

           ご当選おめでとうございます!!

             白石様(栃木県栃木市)
             望月様(東京都立川市)
             葛野様(福井県越前市)


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│                  編集 川瀬 由紀
└──┘〒171-0033 東京都豊島区高田3-13-2 高田馬場TSビル
    TEL 0120-02-8888
    メールマガジンへのご意見、ご感想、お問い合わせは
                          m-pr@ohnoya.co.jp
    ご相談は
        https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php へどうぞ。
    ホームページもご覧ください。http://www.ohnoya.co.jp
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※