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第88号 お盆・わたし流(2011/05/25発行)

┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集  「 お盆・わたし流 」

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!「 厠神(かわやがみ)」

┃ 3◆ 今月のプレゼント
┃     コラムでおなじみの安井のインタビュー記事掲載誌
┃           雑誌「ゆうゆう」2冊セットをプレゼント!       

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こんにちは!大野屋の川瀬です。

今回は少し季節を先取りして「お盆」の特集です。

お盆は毎年の伝統行事ですが、自分らしく故人をあたたかく迎えるお盆をテーマ
にしました。ご住職をお呼びしての正式な法要では、場合によっては難しいこと
もありますが、家族だけでお迎えするならそんなお盆も素敵ですね。
私ならビールと枝豆を供えてほしいなぁ~なんて・・・(完全にオヤジです。。)


さて、6月1日発売の雑誌『ゆうゆう』に、このメルマガでお馴染みの安井のイ
ンタビュー記事が"2号連続"で掲載されます!
テーマは「エンディングノートを書く前に考えておきたいこと」今回は「お墓」
についてのお話です。

前月号の「お葬式」と2冊セットにして10名様にプレゼントしますので、最後
までぜひご覧くださいね!


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◆ 特集  「 お盆・わたし流  」
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お盆の正式な名称は「盂蘭盆会」(うらぼんえ)といい、先祖の精霊を迎え、
供養する期間を「お盆」を呼びます。

古くから伝わる伝統行事を、もう一度、見直してみませんか?


◇お盆は7月?8月?

お盆とは、亡くなった人があの世からこの世の家に帰ってくるという、日本の伝
統行事です。

お盆の期間は地域によって様々ですが、大きく分けて次の2通りに分けられます。

     □ 7月13日~15(もしくは16)日
     □ 8月13日~15(もしくは16)日

仏教の教えによれば本来は7月なのですが、新暦に変わると、農作業の繁忙期に
あたるようになってしまいました。そのため、農業が盛んな地域では月遅れの8
月に行うようになりました。お盆の時期が地域によって異なるのはそのためです。

◇初めてのお盆

亡くなって初めてのお盆を『新盆』(初盆)と言います。
基本的には、通常のお盆と大きくは変わりないのですが、より丁寧にお迎えしま
す。

通常のお盆と違う点は、
 ・白張り提灯(白紋天)を飾る。
 ・僧侶に依頼して法要をすることもある。
 ・お参りのお客様が多い。
という点です。

そのため準備も通常のお盆よりは少し早めに行うことをおすすめします。

準備するもの
 ・白紋天
 ・お参りの方への手土産(菓子折りなど)
 ・お出しするお茶
 ・その他お盆用品(盆棚にお供えするもの等)

ちなみに、新盆は49日があけた後に初めて迎えるお盆ですので、まだ49日を
迎えていない場合には、新盆は翌年となります。


◇お盆といえば提灯(ちょうちん)

お盆につきものの、提灯。
故人の霊に提灯の灯りを目印に帰って来てもらい、また帰ってきた霊を、華やか
な提灯で慰める意味もあります。


 ◆新盆提灯(白紋天)

   新盆を迎える家で用意します。
   新盆に限り、清淨無垢の白で御霊を迎える意味から白木で作られた提
   灯が最も多く使われます。

   新盆用提灯を使うのは1回(1年)限りです。

   お盆の後、かつては自宅の庭でお焚き上げ(供養のため燃やす)や、
   川に流したり、菩提寺に持っていき供養してもらいましたが、最近は
   難しくなっています。紙などに包んで他のゴミとは分けて処分しては
   いかがでしょうか。

 ◆一般の盆提灯

   絵柄のついた一般の盆提灯は親戚や知人から贈られるほか、家族で用
   意しても構いません。家紋をつける場合もあります。正式には一対で
   用意します。

   伝統的な絵柄提灯、明るく華やかな回転灯が定番です。

   他にも、デザイン性が高く、インテリアとも合うようなおしゃれな創
   作提灯も増えてきています。マンション住まいでも飾りやすい小さめ
   サイズもあります。自宅の状況に合わせて、自由に選べるようになっ
   ています。


   また人に贈る場合には、そのお宅の住宅事情が分かれば良いですが、
   心配な場合や他の人と重なりそうな時には「御提灯代」として現金を
   包んでも良いでしょう。


http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/2010-bon?utm_source=mail&utm_medium=mail_1

◇その他のお盆用品やお供え物

「盆棚」という、お供え物を供え、お参りするための棚を用意します。

棚には"ござ"や"まこも"を敷き、中央に位牌を置きます。お供え物は、ナ
スやキュウリで作った牛や馬、お膳やだんご、そうめん、季節の野菜や果物が
一般的です。
また、洗った米になす、きゅうりなどを賽の目に刻んだものを混ぜて、はすの
葉の上に盛り付けた「水の子」と呼ばれるものも供えます。


家族や親戚だけで迎えるお盆なら、上記の正式なやり方に留まらず、故人の好きだ
ったお花や食べ物を用意して、温かく迎えてあげるのも良いですね。ヒマワリが好
きだった人にはお供えの花に入れてあげたり、好きなお菓子や料理をそろえてあげ
ても良いでしょう。


◇お盆のスケジュール

新盆のときには特に準備の漏れがないように、早めにチェックしておきましょう!
お盆のスケジュールは詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/obon/schedule.shtml


  ・お盆に必要な品物が揃います。
   《5/31まで早期割引でオトクです》↓
   http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/2010-bon?utm_source=mail&utm_medium=mail_1

  ・「お盆」については、ホームページでも詳しくご覧いただけます。
   http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/obon/index.shtml


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     *知っておきたい仏事のしきたりに関するQ&Aが満載!
      人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
               ↓ ↓ ↓
   http://www.ohnoya.co.jp/faq/?utm_source=mail&utm_medium=mail_1


     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
       https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php

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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』  「 厠神(かわやがみ) 」
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雑誌『ゆうゆう』6月号(4/30発売)に安井のインタビュー記事が掲載され
ます!

テーマは、エンディングノートを書く前に考えておきたいこと「お墓どうします
か?」。ぜひご覧ください!
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昨年来『トイレの神様』という歌が流行っており、トイレには女神様が住んでい
て、綺麗に掃除すると美しくなれると言います。
つい一昔前(と言っても私の子供の頃なので50年以上も前のこと)にはほとんど
のトイレが汲み取り式で、家の中でも北西の端とか、母屋から離れた庭の隅に
『ご不浄』があったものですから、夜は一人ではとても怖くて行けず、母親や婆
ちゃんについて行ってもらったものです。

足元の真っ暗な壷を見ないようにしながら急いで用を足すのですが、びくびくし
ているものですから自分の影にさえも肝を冷やし、トイレに居ると聞かされてい
た「厠神(かわやがみ)」とか「加牟波理入道(カンバリニュウドウ)」と言う
恐ろしい妖怪が住んでいるかもしれないなーと思ったのももっともなことでした。

歌とはずいぶん違いますが、厠神は盲人であるとか、手がないとか、足が無く白
い杖を持っていると言い伝えられてきましたが、一方でこの神様は大層綺麗好き
で、ご不浄を汚されることをとても嫌い、もし痰や唾などを吐いたりしたら怒っ
て歯痛や眼病にするなどの祟りがあるとも言われていました。

厠神に限らず、毎日の生活に欠かせないものには火と水にも、今でも地方の古い
家ではかまどの神様=火の神様・井戸の神様=水の神様を大切に祀っているとこ
ろも多いようです。

ついこの間(これもかなり昔になりますが)までは夜が暗いのは当たり前でした。
その頃の子供達は夜遅くまで勉強しなければならない塾や習い事もありませんで
したから、9時10時まで起きているなんて事も無かったように思います。
また水道が何処の家にもあるという時代ではなかったので、井戸の水汲みは本当
に辛くて嫌な仕事でした。だからこそ一滴たりとも無駄にせず大事に大事に使い
ました。

ところが今は夜になっても町中が不必要なくらいに明るく、家に居てもいつでも
快適な温度と湿度の部屋で生活出来るようになりました。
洗濯物はスイッチ一つで洗濯機が乾燥までしてくれますし、油汚れの皿も食器洗
い機に入れさえすればピッカピカです。絨毯に貼り付いた髪の毛や埃だって奥様
がお出掛けしている間に機械が自動的に掃除しておいてくれます。
重たいバケツをうんうん唸りながら運ばなくても、蛇口からは幾らでも水は出て
くれますので、綺麗な水をトイレにも洗濯にもふんだんに使い、そして下水に流
してしまうのも当たり前の生活になってしまったのです。

この度の原発問題が起きた際に、どこかの知事さんが『天罰だ!』と一括された
という事で話題になりましたが、私自身の反省も含めまったくもって『ごもっと
も!』なご意見だと胸のすくような思いでした。
有る事が当たり前になっていた電気や水が、実は姑から嫁に親から子供達に年寄
りから孫に(時に脅かしめいた言い伝えも含めて)火の神様・水の神様として家
々で祀り続けてきたほどに大切なものだったという事を思い知らされたような気
がしました。

今更、昔のような生活が出来る訳も無く、したいとも思わないけれど、せめて祖
母や母が口癖のように言っていた『有り難い』『もったいない』の心遣いを、少
しでも見習い伝えていかなくては、神様たちに申し訳ないとつくづく思うのです。

こんな時こそ『婆ちゃんの出番・知恵の出しどころ』です。
若い者や孫達を叱咤激励し、早寝早起きを心がけ家中の節電に努めましょう。
お米のとぎ汁は捨てたりしたらもったいないと植木にやり、お風呂の水も水撒き
に使い、よしずやすだれ・緑のカーテンで暑い夏をちょっとでも涼しくする工夫
もしなければと張り切っています。

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◆  コラムでおなじみの安井のインタビュー掲載誌「ゆうゆう」
               2冊セットにて読者プレゼント実施中!
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メルマガのコラムでおなじみの安井が掲載された雑誌「ゆうゆう」を2冊セット
にて プレゼントいたします!

テーマは、エンディングノートを書く前に考えておきたいこと。
お葬式やお墓について実際にどういうことを考えておくべきなのかを安井がお話
しました。

「お葬式」と「お墓」を取り上げた2冊をセットにして10名様にプレゼント!


ご応募はこちらから↓
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[ぜひご覧ください]メディア掲載のおしらせ 

 ★雑誌『ゆうゆう』7月号(6/1発売) 安井のインタビュー記事が掲載
  されます!


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仏壇お盆大感謝フェア 開催中!

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メモリアルアートの大野屋は、大切なお墓を守るために、これまで様々な地震対
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は、墓石の耐震性試験で震度7にもその有効性が確かめられました。

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大野屋のお墓の地震対策はこちら
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たくさんのお花であたたかく送る『花で送る家族葬』に、多くの反響をいただき、
さらに充実のプラン『花で送るお葬式』が登場しました。

故人を偲ぶあたたかなご家族の想いを生花一輪一輪に託します。

http://www.ohnoya.co.jp/funeral/hanasougi/?utm_source=mail&utm_medium=mail_1

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
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