メールマガジン・バックナンバー

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第180号 節分のなぜ?どうして?(2019/1/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ『折々しきたり想いやり』2019/1/25

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   
┃   「 節分のなぜ?どうして? 」
┃      
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃   「 新年のご挨拶 」
┃ 
┃ 3◆ イベント・お知らせ

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メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。
メモリアルアートの大野屋の小林です。本年も宜しくお願い致します。

お正月はいつの間にか過ぎてゆき、気が付けば一年で最も寒さ厳しい大寒になっ
ていました。この時期、我が家ではたっぷり着込んで近所の公園へ蝋梅(ロウバ
イ)の花見に出掛けるのが恒例になっています。冬の青空のもと、黄色い花達が
咲き乱れる様子は、それはもう鮮やかで、元気を分けてくれるような気がします。
まるで蝋細工のような花からはほのかな甘い香りがして、つい顔がほころびまし
た。蝋梅の見ごろは地域にもよりますが、概ね2月中旬位までです。冬のお出掛
けにいかがですか?

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◆ 特集 「 節分のなせ?どうして? 」
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あれよという間に1月もまもなく終わり、2月3日は節分の日。神社やお寺で有名
人が豆をまく姿は毎年テレビで放映されていますね。「鬼は外!福は内!」の掛
け声で豆をまき、年の数だけ豆を食べ、最近では関西を中心に行われていた恵方
巻きが関東にも広まり、イベントとして楽しみにしている方は多いのでは。
でも、よくよく考えると、食物である豆を投げること、しかも現実には存在しな
い鬼に向かって投げるというのは何とも不思議な行為ではありませんか?今回は
気になる節分のなぜ?どうして?を特集します。

■節分は年に4回ある?
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季節の変わり目は風邪をひきやすいと言いますが、季節の変わり目には邪気が入
ってきやすいという事が昔から言われてきました。もともと節分とは、季節の変
わり目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日を指すため、年に4回あり
ます。
なかでも2月4日の立春は、旧暦の一年の始まりで、大晦日にあたる2月3日の節分
はとても重要視されてきました。平安時代に遡ると、宮中では「追儺(ついな)
」と呼ばれる邪気払いの行事が行われ、これが現在の節分の起源になっていると
言われています。

■豆まきの原点は桃?
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先程ご紹介した追儺(ついな)は、古代中国から伝わってきました。
災いを払うことを意味する「桃弧棘矢(とうきょこくし)」という四字熟語があ
るのですが、この言葉は、桃の木で造られた弓を用いて、葦(あし)で造られた
矢を放ち、邪気を払ったという古代中国の邪気払いから来ているそうです。これ
が日本の文化と混ざり合い、豆まきに変化していったといわれています。しばら
くは宮中の儀式として行われ、民衆に伝わったのは室町時代以降のことです。

■なぜ豆をまくのか?
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日本人は農耕民族としての歴史が長く、豆や米、麦などの穀物には災いを払う霊
力があると考えられて来ました。その中でも豆は、魔滅=魔を滅する有難い穀物
とされ、それを炒ることが「魔を射る」ことにつながり(諸説あります)、節分
の時期に店頭に並ぶ大豆が炒り豆である理由のひとつになっています。
病気や災害などの厄災は全て鬼の仕業と考えられてきたので、豆をまいて、厄災
の象徴である鬼に退散してもらうことは、昔の人たちにとって切実な願いだった
に違いありません。鰯の頭を焼いたものを柊の枝に刺して玄関先にとりつける風
習をご存知の方も多いとおもいますが、これも鬼が苦手とする臭いとトゲで、家
に近付けないようにするという昔の人のアイデアです。

■神社・寺院の節分
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2月3日には、神社では節分祭という神事が、寺院では節分会(せつぶんえ)とい
う法会が行われています。厄除祈願、開運招福、病気平癒、五穀豊穣などの多様
な願いが込められ、年男(としおとこ)・年女(としおんな)と呼ばれる人たち
が豆をまく姿が多く見られます。
年男・年女は、生まれた年と同じ十二支の年を迎えた男女をいい、大変縁起がよ
いと考えられているからなのですね。今年は亥年ですから、亥年の有名人を中心
に豆まきをする人が選ばれます。(=´▽`=)ノ゜

テレホンセンターには「子供のころから落花生で豆まきしていますよ。」という
人がいて、大豆の豆まきで育った私は驚きました。節分のような季節の行事には
地域性があって、調べて行くと色々面白いものです。このところインフルエンザ
が猛威を振るっているので、豆まきで厄災に退散して頂きたいものですね!

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◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
      「 新年のご挨拶 」
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平成最後のお正月も過ぎました。皆様はどのように過ごされたでしょうか?また
今年はどんな年になるのでしょう・・・?
1月も下旬になりましたが、あらためてご挨拶を~、今年もどうぞよろしくお願
い申し上げます。

このお正月は、年神様をお迎えして新年を祝うものですが、もともと「年神様」
は亡くなった人の魂が山へ行って神様となり、元旦の日にそれぞれ子孫の家へ行
き、子孫を守り豊作をもたらしてくれる神様であるとも言われます。
ご先祖様が神様となって帰ってきてくれる行事とも言えるわけです。一年の中で
の大きな節目でもある「お正月」と「お盆」は、いずれもご先祖への祈りであり
感謝でもあり・・・「供養の行事」でもあるんですね。

早くもあと10日ほどで「立春」です。暦の上では、早くも春。
もちろんまだまだ寒さ厳しく、コートやマフラーを手放せませんが、それでも
もうフクジュソウが顔を出しますし、マンサクやスイセンの花も咲きだしますね。
そう思うと、どこかワクワクしてきて、見慣れた冬の風景も違ったように感じら
れます。

またこの時期は入学試験もあり、卒業式や謝恩会なども行われます。多くの若者
が人生の「別れ」を経験し、それぞれ新しい世界へと進んでいく季節です。
この春から「新入生」や「新社会人」となる皆様には、心からお祝いを述べたい
と思います・・・と同時に、親御さんのお気持も痛いほどわかります。嬉しくも
あり、ご苦労もあり・・・本当にお疲れ様でした。

家族に大きなできごとがあった時、多くの方がお墓参りに行きますね。きっとこ
の時期は、皆さん卒業や入学、入社を『ご報告』されているのでしょう。ご先祖
や故人の微笑む顔が浮かびます(~子孫の新しい旅立ちを見守っているお顔が~)
。お墓とは、故人や先祖の供養の場であることはもちろんですが、それ以上に暮
らしの中で色々なことを報告したり相談したりできる場所でもあります。ある意
味?一番こころ安らぐ場所~、なのかもしれません。

今年も大野屋テレホンセンターは、皆様からのさまざまな『ご供養』に関するご
相談や、仏事全般のお問い合せを承ってまいります。どうぞお気軽にご利用くだ
さい。

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◆ お知らせ
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◇都立霊園なんでも相談会◇

都立霊園を希望する方のために大野屋は全力で応援します。
参加無料!ご予約いただくとスムーズにご案内できます。

国立市商業協同組合:2月 3日(日)10:00~16:00
ルネこだいら :2月 9日(土)10:00~16:00
小平店    :2月10日(日)10:00~16:00
        2月11日(月)10:00~16:00
多磨店    :2月15日(金)10:00~16:00
       :2月16日(土)10:00~16:00
国分寺店   :2月17日(日)10:00~16:00

                  ★各会場 最終受付15:30


会場周辺マップ(大野屋公式HPへのリンクです)
http://www.ohnoya-cemetery.com/seminar/toritu-soudan201902-1.shtml

お申込み・お問い合わせ先:大野屋テレホンセンター 0120-02-8888 

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[大野屋テレホンセンター書籍のご紹介]

大野屋テレホンセンターでは冠婚葬祭のしきたりやマナー、仏事全般に関する相
談に電話やメールを通じて365日無料でお答えしており、年間約2万6000件のお問
い合わせが寄せられています。

その中から、えりすぐった質問をテーマ毎にわかりやすくまとめた本が出版され
ました。その名も「もう悩まない!葬儀・仏事・お墓 ズバリ!解決アンサー」

現代の仏事のマナーがひと目でわかります。知っておきたい葬儀の事、お墓の引
越し、香典の表書きなど、いざという時に困らないためにメモリアルアートの大
野屋がアドバイスします。

二見書房 定価1400円+税

◎お求めは大野屋WebShop、またはお近くの書店にご注文ください。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:小林 寛依
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