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第194号 知らないと後悔する?樹木葬の違い(2020/3/27発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ『折々しきたり想いやり』2020/3/27

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   
┃   「 知らないと後悔する?樹木葬の違い 」
┃      
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃   「 待ちわびた「春」を迎えながらも・・・。 」
┃ 
┃ 3◆ イベント・お知らせ

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メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。
メモリアルアートの大野屋の小林です。

学校の休校、時差出勤にテレワーク、東京オリンピックの延期...世の中がウィル
スの脅威にさらされることになるとは、昨年の今頃は思いもしませんでした。
連日届けられるニュースに不安は募りますが、桜はいつもと変わらず満開の花を
咲かせてくれています。この「いつもと変わらない」存在のありがたさが、じん
わり身に沁みる今日この頃です。通勤路や買い出しの道中で桜を見掛けると、足
を止めてささやかなお花見をします。そこでスマホのカメラで撮影した桜を、今
度は自宅のテレビモニターに映し出せば「ウチ花見」の出来上がり。おつまみや
飲み物を用意して、これはこれで結構楽しめています。

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◆ 特集「 知らないと後悔する?樹木葬の違い 」
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「樹木葬」と書いて「じゅもくそう」と読みます。「葬」の字がつくため「どん
な葬儀ですか?」と尋ねられることもありますが、これは樹木や草花を墓標に見
立て、遺骨を地中に埋葬する「葬送方法」のことを言います。ここ数年で樹木葬
の広告を見掛ける機会はとても増えていますよね。2019年にはNHKでも番組が特
集され、大きな話題を呼びました。

皆さんの想像する樹木葬はどのようなものでしょうか?ひと口に樹木葬といって
も外観や納骨の方法など違いは様々です。早速ご紹介したいと思います。


■樹木葬はいつから?
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亡くなった人を埋葬する行為は既に縄文時代にはみられますが、現在はお墓に関
する法律「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」により、遺骨を埋葬できる場
所は、都道府県知事の許可を受けた場所であることが定められています。
当然、樹木がある場所ならどこにでも埋葬してよいというわけではありません。

墓埋法の制定以後、国内で初めて樹木葬として許可されたのは、1999年に岩手県
の寺院で始められた樹木葬です。自然の里山一帯が墓地として使用され、あえて
造成を行わず墓石の建立を行わないため、自然に眠れる樹木葬として全国に知れ
渡りました。この樹木葬に代表されるような形式は里山式(さとやましき)とい
われます。


■樹木葬墓地
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「樹木葬を行うために墓地としての許可を得た場所」に作られた区域を総称して
「樹木葬墓地」と呼びます。先ほどの里山式の樹木葬は全国的に見ても数が少な
く、一般的に樹木葬というと霊園や寺院など「既にある墓域の一部を、樹木葬専
用の区域としている」ことが多くあります。

2012年に都立小平霊園に出来た「樹林墓地」も樹木葬墓地の一つです。都立小平
霊園は年1回の公募で、都内に3年以上継続して居住していることが申し込みの条
件になります。2019年度の樹林墓地の当選倍率はなんと15.7倍!狭き門ですね。


■多様なスタイル
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ここで里山式以外の主な樹木葬のスタイルをご紹介します。

<花壇形式>
その名の通り、見た目は大きな花壇のようで、色とりどりの草花が植えられてい
ます。遺骨が埋葬されている箇所が通路(参道)の近くにある傾向で、故人を身
近に感じられる点と、お求めやすい価格が人気のポイントです。

<シンボルツリー形式>
墓標の代わりに1本の樹木をシンボルとした樹木葬。墓域の中央に植えられた樹
木が、そこに眠る方々を静かに見守ります。桜など、季節に花を咲かせる樹木が
人気で、開花のころのお墓参りが楽しみになります。

<テラス形式>
膝の高さほどの高い位置にあり、屈まず楽にお墓参りが出来ます。芝やタマリュ
ウなどが敷き詰められて、端正な見た目です。区画ごとに石で出来たプレートが
設置されるほか、個別の香炉や花立がついている所もあります。一般墓と比べて
求めやすい価格帯ながら、個別のお墓という感じがあり、いま注目の樹木葬です。


■注意したい埋葬方法の違い
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墓石を建てる一般的なお墓には、お骨を納めるためのスペースとして納骨棺(納
骨室)が造られ、一般的に遺骨は骨壷に入った状態で埋葬されます。一方、樹木
葬の場合は、似たような外観でも埋葬方法はさまざまです。

<合同埋葬>
合葬(がっそう)とも呼ばれ、不特定多数の遺骨を骨壷から出してひとつの納骨
棺に一緒に埋葬されます。合同埋葬の樹木葬は使用料が比較的安価になる傾向で
すが、一度埋葬した遺骨は取り出すことが出来ません。先ほど例にあげた都立小
平霊園の樹林葬はこのパターンです。納骨棺の開口部はマンホールのような形状
をしています。

<一定期間個別埋葬>
10年、20年、33年(三十三回忌)など、あらかじめ決められた年数が経過するま
では個別に埋葬され、以後は合同墓に埋葬されるタイプです。年数は更新手続き
をすれば延長できる所が多く、初めから他の遺骨と混ざってしまうのは嫌だけど
、お墓参りに行く家族がいる間は個別に手を合わせたいという方にお勧めです。

<個別埋葬>
何年経っても他の家の遺骨とは一緒にされない埋葬方法です。不特定多数の遺骨
とまざってしまうことには抵抗感があるけれど、樹木葬は気に入っている、とい
う方は結構いらっしゃいます。家族の最後の方が亡くなった後も、その場所に残
り続ける樹木葬墓地は多くはなく、希少価値のあるお墓と言えるでしょう。

(参考:奥多摩霊園 家族永代供養さくら
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/search_other/198okt/sakura_family.shtml)

■ほかにも選べるこだわり条件!
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現代では、ペットは家族の一員としてかけがえのない存在ですよね。私の家にも
二代目の愛猫が暮らしています。将来ペットが亡くなったら同じお墓に入りたい
と願う方はとても多く、私もそう思うひとりです。

大野屋でご紹介している樹木葬のひとつに「奥多摩霊園」の樹木葬があるのです
が、ペットと入れるタイプは完売してしまいました...。

しかしこの度、待望の「家族永代供養さくら WITHペット第2期」が完成間近と
なっています。ペットと入ることができて、他の家の遺骨とまざることがありま
せん。埋葬できる遺骨の数も制限がなく(多い場合は粉骨して埋葬が可能)、何
年たっても同じ場所のまま、代々の継承が可能です。そして立地はまさかの国立
公園内!最寄りの奥多摩駅からは無料の送迎バスが運行していますよ~。

販売開始は【4月19日】から。関心を持たれた方は、大野屋テレホンセンターまで
お気軽にお問合せください☆


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◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
      「 待ちわびた「春」を迎えながらも・・・。 」
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早いもので春のお彼岸も終わり、来週は4月~もう春ですね。
桜も咲き、木々の芽吹きも眩しい季節になりました。いつもなら新年度を迎えて、
新社会人や新入生の元気な姿も見かける、そんなどこか嬉しくなる素敵な季節な
のですが・・・。

今年はやはり新型肺炎の流行で心も晴れません。自分がかからぬように、人にう
つさぬようにと、手洗いやうがいを何度も行っていますが、それでも不安が拭え
ない状況です。

テレホンセンターにも「こんな時期なので、お清めの食事は控えたほうがいいで
しょうか?」とか、「遠方の親族は、電車やバスが心配なので、法要には呼ばな
いほうがいいと思っているんですが・・・」といったご相談をいただきます。
終わりが見えないまま、じっと我慢し続けるのはなかなか難しいことです。

とはいえ、今は頑張って耐えるしかありません。いつか必ず流行は終わります。
その時は、我慢していたぶん誰もがより元気になって、社会も明るくなると信じ
ます。そう願っています。

思えば昔から、天然痘や赤痢やコレラや結核といった、恐ろしい疫病が何度も流
行しました。そしてその原因も分からずに苦しんだ時代が長く続きました。
それに比べると、現代は医療も進歩し、昔のようには疫病に苦しむことも少なく
なった、と思っていましたが・・・もしかすると、そんな進んだ医療に頼り切っ
てしまい、疫病で人が亡くなるなど、どこか遠い国のこと、はるか昔の話と思っ
ていなかったか?と反省しています。

日本でも、私が育った昭和30年代の東京下町では、まだ下水道が完備されていま
せんでした。トイレはくみ取り式便所で、最近はめっきり見なくなった、バキュ
ームカーという下水回収の専用車が時々回ってきます。そして海抜0メートル地
帯だったために、毎年夏の台風では床下浸水し、便所からは下水が溢れ、雨水と
一緒に町に流れ出ていたのです。

このため水が引いた後は、赤痢などの予防として保健所の人が防疫服を着て白い
粉(消石灰?)を町中に噴霧していたものです。その頃は子供ながら、赤痢やコ
レラといった疫病は怖いものだと体で感じていました。ほんの50数年前の東京の
話です。

いまではその町もリバーサイドなどと云われ、見上げるようなタワーマンション
が立ち並んでいますけれど・・・どんなに社会が変わり、便利になっても、過去
を教訓として、疫病の怖さなどは忘れずにいないといけませんね。

我慢のしどころと思い、油断なく感染防止に努め、またパニックに陥ることなく
冷静に行動し、いまはただ、この新型肺炎の流行が一日でも早く終わることを祈
るばかりです。


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◆ お知らせ
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【★★★大野屋テレホンセンター25周年記念
           プレゼントキャンペーン第三弾★★★】

大野屋テレホンセンターは1995年の開設以来、お葬式・お墓・お仏壇から仏事の
マナーやしきたりに至るまで、さまざまなご相談にお答えしてまいりました。

現在までに、のべ35万件を超えるお問い合わせにお応えし、おかげさまで25周年
を迎えることが出来ました。

今回はプレゼントキャンペーン第三弾♪
メルマガ会員の皆様、新規メルマガ登録された皆様を対象として、抽選で25名様
に、カメヤマローソク「故人の好物シリーズ」プレゼント!
いちご大福やさくら餅、ショートケーキなど、本物そっくりのローソクです。
火を灯すとほのかな甘い香りが楽しめます。

下記リンク先の専用フォームから、2020年4月24日(金)までにご応募ください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/corporate_sp/sp_telephone_25th.php

※ご応募はお一人様一回でお願いいたします。
※既にメルマガ会員の方はご登録済のメールアドレスにてご応募ください。
※ローソクの種類は選べません。ご了承ください。
※当選結果はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます。


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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:小林 寛依
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