第255号 「新茶の香りに誘われて」(2025/4/25発行)
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特集「新茶の香りに誘われて」 (2025/4/25発行) |
メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。メモリアルアートの大野屋の小林です。 通勤の途中でタンポポを見つけて写真を撮りました。国内には在来種のニホンタンポポと外来種のセイヨウタンポポがあるのですが花びらだけでは見分けにくく、ガクの部分が外側に反っているのがセイヨウタンポポです。
在来種は減少していると言われることが多いものの、ニホンタンポポが毎年3~5月に1回だけ開花するのに対し、セイヨウタンポポは3~10月までの間繰り返し咲くそうで、本当に在来種が少ないのか、咲く時期の違いでそう感じるだけなのか、はっきりしないようです。次にタンポポを見かけたら、ガクの部分を見てみようと思います。 |
今月号 もくじ |
特集「新茶の香りに誘われて」 スタッフの お知らせ・イベント |
特集「新茶の香りに誘われて」
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新緑がまぶしく感じられるこの時期に「新茶」の季節がやってきます。ふわりと広がる若葉の香りはまさに季節の贈りもの。今回は、そんな新茶にまつわる豆知識をご紹介します。よろしければお茶とご一緒に、ほっとひと息つきながらお楽しみください。 ■新茶とは? 新茶とは、その年に初めて摘まれる「一番茶」のことを指します。春の訪れとともに芽吹いた茶葉は冬の間に蓄えた栄養をたっぷり含んでおり、柔らかくて香り高いのが特徴です。旨味成分であるテアニンが多く、苦みが少ないため、まろやかな味わいが楽しめます。また、収穫できる時期が限られるため、贅沢な季節の味覚として重宝されています。 ■八十八夜に収穫されるお茶 「夏も近づく八十八夜〜♪」という歌で知られる八十八夜とは、立春から数えて88日目、5月1日または2日頃にあたります。ちょうど新茶の摘み取りが始まる時期で、この日に摘まれた茶葉は特に縁起が良いとされています。そして「八十八」を組み合わせると「米」という漢字になることから、豊作祈願や長寿祈願の意味も込められています。
■狭山茶(さやまちゃ) 大野屋テレホンセンターのある小平市から比較的近い入間市・狭山市は、狭山茶の産地として知られています。この狭山茶は「狭山火入れ」と呼ばれる独特の製法が魅力で、収穫された茶葉をしっかり乾燥させることで、香ばしく深い味わいが生まれるといいます。歌い継がれてきた茶摘み歌に「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と歌われるように味の良さには定評があり、濃厚なコクと余韻が楽しめます。他のお茶の名産地に比べて寒さが厳しい地域だからこそ育つ肉厚な茶葉も、狭山茶ならではの特徴です。 ■お茶の栄養素 お茶には、私たちの健康に役立つ成分がたくさん含まれています。例えばカテキンは血糖値の上昇を抑えたり、血中のコレステロールの吸収を抑えたりします。新茶に多く含まれるテアニンは脳をリラックスさせ、ストレス軽減に効果があるとされています。そしてビタミンCが豊富に含まれています。まさに自然がくれた健康飲料ですね。
■贈り物としてのお茶 先ほどご紹介したように栄養豊富なお茶は、「無病息災」や「長寿」の願いを込めて贈られてきました。特に八十八夜摘みの新茶は縁起物として、お世話になった方やご年配の方への贈り物に最適です。茶葉だけでなく、急須や茶器をセットにした贈答品もあり、贈る側の心づかいが伝わる品として喜ばれています。また、葬儀や法要に参列してくださった方へ感謝の気持ちを込めてお渡しする品(香典返し)としても、よく選ばれています。
4月下旬にはお茶屋さんの店頭に新茶が並びます。新茶に合わせるお菓子は何にしようかなぁ?などと想像するのも楽しいものです。 さて、2018年の3月から7年間担当させていただいたメルマガのバトンを、新しい担当者に渡すことになりました。「いつもメルマガを楽しみにしています」「毎月読んでいます」とご感想をいただくこともあり、励まされつつ、読者の皆さまの笑顔を想像しながら原稿を書いていました。本当にありがとうございました。これからは違うかたちでお客様にこころの安らぎをお届けしてまいります。当メルマガはこれからも続きますので、引き続きご愛読いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
大野屋テレホンセンターのスタッフが毎月交代でつづる、ゆる~いコラムです |
~ 香典返しの多様化? ~ 新緑が目にさわやかな季節になりました。街中では新入生や新社会人を多く見かけます。今月は川島がコラムを担当させていただきます。 先日、お客様より香典返しについて「品物が一般的だと思いますが、商品券ではいけませんか?」というご相談をいただきました。こうした金券でのお返しについて、以前は少なかったのですが、最近では増えてきたように思えます。 ただ最近は、商品券を贈る人も以前ほど珍しくないようです。金額が先方に知られてしまいますが、それより好きなものを購入できる商品券の方が喜ばれる、という考えですね。特に相手がご兄弟などの親しい方の場合に多いようです。気心が知れているという点に加え、お香典も高額になる傾向ですから、これに見合った適当なお返しの品がないという理由もあるかと思われます。 マナーや価値観は時代と共に変わります。ひとつのモノサシでこれは良い、あれは悪いとは、特に現代ではなかなか言えませんね。個々それぞれのお考えで決めることなのでしょう。それでも今のところはまだ、商品券よりも品物を、あるいはカタログギフトを贈る人が多いようです。品物と商品券の両方をという方もいらっしゃいます。品物の分は金額がわからないという点と、商品券の分は自由に購入ができるという点があり、折衷案としてよろしいのかもしれません。いずれにしても、相手の方がどう思われるか、という点を考えての選択になりそうです。 多様化が進み、いろんな価値観が受け入れられるようになりました。喜ばしく思うとともに、自分自身の考えをしっかり持っていないとなかなか難しい時代とも言えそうです。新しい生活をスタートした若い方々には、是非たくさんチャレンジして、さまざまな価値観を経験し、人生の判断基準を育んでいただきたいものです。
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お知らせ・イベント
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◇終活セミナー(要予約) 終活とは、自分のお葬式やお墓、相続や遺言などについて計画をたて、残りの人生をよりよいものとするための事前活動といわれております。この機会にぜひ、当社の終活セミナーをご利用ください。 テーマ:家族葬のポイント ◇写真撮影会(要予約・先着33名) ご好評いただいている「写真撮影会」を今年も開催します。「お葬式の時に故人の写真がなくて困った...」そんな心配も解消します。プロのメイクアップアーティストとプロのカメラマンによるベストショットを撮影しませんか? 4/27(日) 10:00~16:00 ◇メモリアルアートの大野屋の「人形供養祭」 私どもメモリアルアートの大野屋では、年に1度、3つの会場で人形供養祭を開催しています。 5/26(日) 11:00~ セミナー・イベント情報一覧ページからご希望のセミナーを選んでフォームからご予約ください。 |
◇お墓の相談会(要予約) 「お墓を探している」「墓じまいを考えている」「樹木葬のことが知りたい」など、お墓に関する疑問やお悩みを、ぜひこの機会にご相談ください!いずれも開催時刻は10:00~16:00(最終受付15:30)です。 ◆都立霊園なんでも相談会 ◆お墓のなんでも相談会 ◆お墓のなんでも相談会(関西開催分) ◆墓じまい樹木葬相談会 |
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