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知っておきたいお盆の基礎知識

2016年06月13日



 仏教の伝統行事、お盆(今年のお盆は、7月13日~16日または8月13日~16日)は、亡くなったご先祖様が自宅に帰ってくるといわれる行事です。仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋(東京都新宿区、代表取締役社長 大澤静可)は、お墓やお葬式、お仏壇のことに加え、仏事のマナーや季節行事のしきたりにいたるまで様々なシーンで皆様のご供養の気持ちをサポートし、ご相談にお応えしています。メモリアルアートの大野屋が運営する「大野屋テレホンセンター」には、この時期お盆の準備やマナーに関するお問い合わせが急増します。

 今回は、まもなくやってくるお盆を前に、実際にテレホンセンターに寄せられたお問い合わせの中から準備物やマナーなど、身に着けておきたい基礎知識をご紹介します。また、お盆に向けてのご準備を始められる方も多いこの時期、メモリアルアートの大野屋webshopの最新の仏事グッズ売り上げランキング(2016年5月)もご紹介します。

<Q&A> この時期に問い合わせが急増!お盆に関する様々な疑問

Q.
お盆には、いつからいつまで何をすればいい?
A.
7月がお盆の場合は、6月の早めの時期に法要の依頼や盆提灯の手配をします。

◆~7月12日(8月12日): 盆棚や提灯を組み立てるなど事前に準備を行います。

◆7月13日(8月13日) : 盆棚にお位牌を移し、お供えをし、外が暗くなってきたら迎え火を焚きます。

◆7月14日 (8月14日) : 朝夕、ご霊膳などのご馳走をつくり盆棚へお供えします。

◆7月15日又は16日(8月15日又は16日): ご先祖様は午前中まで自宅にいると言われるので、ご馳走をお供えします。

外が暗くなってきたら送り火を焚き、ご先祖様をお送りします。
Q.
提灯は絶対に必要なものなのでしょうか?
A.

盆提灯には、ご先祖様が自宅に帰っていらっしゃる際、明かりが目印になるという意味合
いがあります。また、左右に置かれた盆提灯の明かりがご先祖様の通り道になるとも言われ
ており、一対で用意するのが正式とされています。ただ盆提灯は、高さが60~70cmほどな
ので、対で置くにはそれなりのスペースが必要になります。住宅事情によっては盆提灯は一
つだけでも構いません。また、最近は卓上に置ける小型の提灯も出てきています。


Q.
納骨前でもお盆の供養は必要でしょうか?
A.
墓地の事情などで四十九日を過ぎてはいても遺骨を自宅に安置したままというケースは少なくないもの。「お骨がある
のだから、亡くなった人はずっと自宅にいるはず」と考えてしまいがちですが、お盆がご先祖様をお迎えする行事であること
には変わりありません。遺骨が自宅にある場合でもお盆は行いましょう。
Q.
マンションなどで送り火や迎え火を焚けない場合はどうすればよいでしょうか?
A.
本来は、自宅の庭や玄関先でおがらを焚き、その煙にのってご先祖様が帰ってくるとさ
れています。ただ、現代の住宅事情では伝統的な方法を実行できないことも。マンションの
場合は使用規定などを確認し、管理者の許可が出れば共用の庭やエントランスを出た先などで行う方法もあります。
おがらは意外と炎と煙がよくたつので、短く折って小さな日で短時間焚く程度にとどめましょう。
その際、床や地面を汚したり傷つけたりしないよう、「ほうろく」という素焼きのお皿を使います。
ほうろくの上で火を焚くと後の処理も簡単です。


Q.
お盆にもお墓参りに行くべきなのでしょうか?
A.

「ご先祖様は自宅に帰ってきているから、お墓は留守のはず」 という考え方もありますが、
お盆は本来故人を供養する期間です。地域によっていろいろな風習がありますが、供養と
いう意味でもお墓参りは行った方がよいでしょう。できれば、お盆期間の前にお墓の掃除な
どを済ませておき、当日はお墓やお供え物を供え、お線香を焚いてお参りするのが理想的
です。


Q.
お盆用品はどうやって処分すればよいのでしょうか?
A.

新盆で使う白紋天(白提灯)やお供え物は、川や海に流したり、燃やしたりして処分する  
地域もありますが、最近は家庭ごみとして捨てるのが一般的になりつつあります。紙などに
包んで他のごみとは区別し、地域のやり方で処分するのがいいでしょう。

※上記のイラストはメディア向けのお貸出しが可能です。記事などでご紹介いただく際、ご活用ください。

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お盆を間近に控えたこの時期、改めて必要なものをご確認されてはいかがでしょうか。


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