「ぼたもち」や「おはぎ」は、３月と９月のおひがんの時期になると、お菓子屋さんやスーパーにたくさん並んでいるのを見かけますね。どちらも、もち米をむし、丸くして小豆のあんをからめたもので、「ぼたもち」も「おはぎ」も同じものです。

ではどうして呼び名が違うかというと、

春のおひがん（３月）には、
春に咲くぼたんの花にちなんで、「ぼたもち」

秋のおひがん（９月）には、
秋の七草の萩（はぎ）の花にちなんで、「おはぎ」

と呼ぶのです。
同じものなのに、季節によって名前が替わっているのですね。