仏事まめ百科

気持ちの伝わる喪中のあいさつ文例集


型どおりの文面ではなく、相手先を気遣う気持ちをこめた「年賀欠礼・喪中見舞い」や「寒中見舞い」を出してみてはいかがでしょうか?



年賀欠礼(喪中ハガキ)


年賀欠礼(喪中ハガキとは)
『年賀欠礼』(いわゆる喪中ハガキ)は、親族に不幸があり喪中なので『年賀状』をご遠慮する旨のご挨拶状です。例年年賀状のやり取りをしている相手には、『年賀欠礼』の挨拶状を出しましょう。先方が年賀状を用意する前に届かなくてはいけませんので、遅くとも12月の上旬にはお送りします。

ここがポイント

(1)前文挨拶(時候のご挨拶)

(2)喪中のため年賀状を出さない

(3)良い年をお迎えいただきたい

等をきちんと盛り込んだ文章が望ましいでしょう。

letter01_071017.gif



喪中見舞い 「亡くなられた事を知っている場合」


喪中見舞い
喪中の方はさびしい年末年始を過ごしていることでしょう。
『年賀欠礼』をいただいたら、年賀状は控え、挨拶状をいただいた御礼のお返事を出すと丁寧です。

ここがポイント

(1)ご挨拶状をいただいた御礼

(2)ご遺族がさびしい新年を迎える事への慰めと励まし

(3)こちらからも年賀状を遠慮させていただく

旨を記しましょう。

letter02_071017.gif



喪中見舞い 「亡くなられた事を『年賀欠礼』で初めて知った場合」


年賀欠礼で初めて知った場合の喪中見舞い
年賀欠礼で亡くなられた事を知った場合、どのような返事をだしたらいいのか困ってしまうものです。
喪中見舞いできちんとしたご挨拶をするようにしましょう。

ここがポイント

(1)ご挨拶状を頂いた御礼と、ご不幸を知らずに居た失礼をお詫び

(2)お悔やみの言葉と慰めや励まし

(3)こちらからも年賀状を遠慮させて頂く

旨をお伝えします。

letter03_071017.gif



寒中見舞い


寒中見舞いとは
年末に親族にご不幸があったために『年賀欠礼』を出す余裕がなかったり、『年賀欠礼』を出さなかった相手から年賀状を頂戴してしまった時には、お正月が明けた段階で『寒中見舞い』を出します。

ここがポイント

(1)年賀状を頂いた御礼

(2)喪中であった為に年賀状を出せなかったこと

をお伝えします。

letter04_071017.gif