孫と学ぶ生活のしきたり

火葬場(かそうば)でお骨をひろうときに、どうして2人でやるのですか?

人が亡くなると、火葬場(かそうば)で焼いてお骨にして、骨つぼに入れます。この時、おはしを使ってお骨をひろうのですが、「はしわたし」といって、亡くなった人が無事にあの世へ行けるように二人で一つのお骨をひろうのです。

また亡くなった人の霊(れい)が、一人の人に取り付くのをおそれたため、親しい人が亡くなったことをみんなでいっしょに悲しむためとも言われています。