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第20号 『神無月』(2005/09/23発行)

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┃やすらぎ┃
┃ 通信 ┃        やすらぎ通信  第20号
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今年の秋分の日は曜日の配置が良いので、「週の半ばにお休み
を取って大型連休」という方もいらしたのではないでしょうか。

大野屋ではお彼岸はもちろん大忙しですから、お休みというわ
けにはいきません。秋の花粉症に悩む社員も頑張っています!

みなさんお墓参りには行きましたか?


さて10月になると、いよいよ秋も深まってきますね。
今回は秋の話題が満載です。

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   「 神 無 月 」


┃ 2◆ 季節の行事   「 寒 露(かんろ)」


┃ 3◆ 大野屋からのおしらせ
┃     「 第16回社葬セミナーのご案内
┃                -より良い社葬・団体葬のために-」

┃ 4◆ 今月のプレゼント
┃     「 ご祝儀・不祝儀の用意に慌てません。
┃                『冠婚葬祭 筆ペンセット』 」

┃      ◆当選者発表!「高級ちりめん お念珠入れ」

┃ 5◆ 編集後記

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◆特 集   「  神 無 月  」
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◎神無月とは
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陰暦10月は神無月(かんなづき・かみなづき)と呼ばれます。


「この月諸神出雲国の大社に集り給ふ故に名づくる」 (『奥儀抄』)

「此月大神宮の御許へ諸神あつまり給ふ故に名づく」 (『徒然草』)


とあるように、
全国各地の八百万の神々が、出雲の国(現在の島根県)に集まり、神様がい
なくなってしまうという言い伝えによるものです。


逆に神々が集まる出雲では、10月を「神在月」(かみありづき)といいま
す。



(*神無月の「無」(な)は、現在の「の」という意味の格助詞であり、
「神のいない月」ではなく、
「神の月」であるという説もあります。)




◎神々は何をするために出雲に集まるの?
―――――――――――――――――――――――――――――


出雲は神の国として知られていますが、その中心が出雲大社(島根県出雲市)
です。

出雲大社には大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られています。
この神様は日本の国土を開拓し、農業など人々の暮らしの基礎を築きました。


『日本書紀』によると、大国主大神は国づくりを終えると、天照大御神(あ
まてらすおおみかみ)に日本の国の支配権を譲り、自身は幽界を治めるよう
になりました。幽界は人が亡くなった後に霊魂が帰る場所で、目には見えな
い世界です。

神々が出雲に集まるのは、この幽界の事柄について会議を開く為だという説
があります。
とくに人間の運命や、縁結びの相談をしているといわれています。
(大国主大神は「縁結びの神様」として知られています。)


このほかにも、
「イザナミの尊が亡くなったのが10月16日であったため、参拝のために
神々が出雲に集まる」という説もあります。

また秋は収穫の時期です。
神無月の言い伝えは、収穫をもたらしてくれた田の神が仕事を終えて去って
いくのを祭る風習から発展したとも言われています。





◎出雲のお祭り
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○ 神迎祭

旧暦10月10日の夜、出雲大社から1キロほどの稲佐の浜で、全国の神々
をお迎えする神事が行われます。ここから神々は大国主大神の待つ出雲大社
へと向かうのです。

出雲大社につくと、神楽殿において「神迎祭」が行われ、その後神々の宿泊
所となる、境内の東西にある十九社に鎮められます。



○ 神在祭

翌日から17日までの7日間、「神議り」(かむはかり)とよばれる会議が
開かれ、神々が1年間の人間の運命や男女の縁結びのことなどを決定します。
この間、神々の会議所となる稲佐浜の近くの上宮(かみのみや)にて、「神
在祭」が行われます。

最終日の17日には、神々をお送りする「神等去出祭」(からさでまつり)
が行われます。



○ 佐太神社での神在祭

その後、神々は佐太神社(島根県松江市)に移り会議の続きを行います。こ
こでも「神在祭」があり、最終日には出雲の国から各地に帰っていく神々を
お送りする「神等去出祭」が行われます。

また佐太神社では旧暦10月のほかに、4月にも神様を迎える祭があり、神
無月の裏月(半年隔たった月)の4月ということで「神在裏月祭」と呼ばれ
ます。
この時には、神無月に集まることができなかった住吉大神(あるいは高良明
神)がやってくると言われています。




◎全国各地の神様が出雲に出かけてしまう間、神社は留守なの?
―――――――――――――――――――――――――――――

神様が出雲に出かけている間、各地の神社にお参りにいっても留守になのか
というと、そうでもないようです。留守番の神様がきちんと残っているとい
う信仰が各地にあるのです。


留守番をしている神様は、地域によって様々ですが、恵比寿神やかまどの神
様が多いようです。




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※仏事に関するご質問は、memoria@ohnoya.co.jpまでお気軽にどうぞ。(無料)

※大野屋Webサイトの人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
↓  ↓  ↓

http://www.ohnoya.co.jp/faq/qa/index.html






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◆季節の行事   「 寒 露(かんろ)   10月8日 」
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「寒露」とは二十四節気のひとつで、陰暦の九月前半をいいます。現在の暦では
10月9日ごろ(今年は8日)にあたります。

朝露が寒々として冷たく感じられ、秋冷えが身にしみる日が多くなり、本格的に
秋が深まる季節です。



二十四節気とは・・・
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月の満ち欠けを基準にしていた旧暦では、暦の日取りと実際の季節が合わないこ
とがありました。二十四節気は旧暦に正しい季節感を取り入れるために、古代中
国で作られました。月の満ち欠けとは関係なく、太陽の運行に基づいて1年を2
4等分して、それぞれの期間(約15日)の始まりの日に、季節に合った名前を
つけたのです。
二十四節気は農作業をすすめる上で重要なものでした。

暦の上ではこの二十四節気をもとに四季を区分しています。



│  立春( 2月 4日ごろ)
│  雨水( 2月19日ごろ)
春 │  啓蟄( 3月 6日ごろ)
│  春分( 3月21日ごろ)
│  清明( 4月 5日ごろ)
│  穀雨( 4月20日ごろ)


│  立夏( 5月 6日ごろ)
│  小満( 5月21日ごろ)
夏 │  芒種( 6月 6日ごろ)
│  夏至( 6月22日ごろ)
│  小暑( 7月 8日ごろ)
│  大暑( 7月23日ごろ)


│  立秋( 8月 8日ごろ)
│  処暑( 8月24日ごろ)
秋 │  白露( 9月 8日ごろ)
│  秋分( 9月23日ごろ)
│≫ 寒露(10月 9日ごろ)
│  霜降(10月24日ごろ)


│  立冬(11月 8日ごろ)
│  小雪(11月23日ごろ)
冬 │  大雪(12月 8日ごろ)
│  冬至(12月22日ごろ)
│  小寒( 1月 6日ごろ)
│  大寒( 1月20日ごろ)





━3━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆  大野屋からのおしらせ
「第16回社葬セミナーのご案内」

-より良い社葬・団体葬のために-
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企業・学校法人の総務ご担当者様


┏┓ より良い 社葬・団体葬 のために
┗┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


▼  無 料 セ ミ ナ ー を 開 催  ▼
…………………………………………………………………………


毎回、好評をいただいている大野屋社葬セミナー、今回は、参加者の皆様が社葬
・団体葬をより具体的にイメージできるよう、社葬のさまざまな場面の実例写真
をお見せしながらセミナーを進めてまいります。

総務ご担当者が日常的に準備できることから社葬の実施とスムーズな事業承継ま
でを幅広く解説します。



プログラム────────────────────────────

□ 第1部   ご存知ですか?社葬の実際


□ 第2部   より良い社葬にするために
当社 社葬チーフディレクター 高橋良郎

□ 第3部   事業承継と社葬
税理士法人タクトコンサルティング
代表社員税理士 広田龍介氏

お客様サポートについて
関東支社 法人グループマネージャー 川上一法

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■平成17年10月27日(木)午後2時~4時30分(1時30分受付開始)

新宿センタービル51F「サンスカイルーム」


*参加費は無料です。


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お申込みは、お電話・メールにて受付中です。

↓ ↓ ↓

□ お電話  0120‐02‐8888(年中無休9:00~20:00)
□ メール  shasou@ohnoya.co.jp

*御社名、ご参加者氏名、住所、電話番号、メールアドレス
をお知らせください。
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━4━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 今 月 の プ レ ゼ ン ト

「 ご祝儀・不祝儀の用意に慌てません。『冠婚葬祭 筆ペンセット』 」
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ご祝儀・不祝儀の用意に慌てません。

墨とうす墨がそろった便利な筆ペンをセットにして
5名様にプレゼントいたします。

昨年もこのメルマガでプレゼントしたところ、たくさんの応募
をいただいたお役立ち品です。
 

セット内容:
■うす墨(太筆)
■墨(太筆)
■墨(細筆)
の3本セット。(専用ケースつき)
携帯しやすいコンパクトサイズです。


……………………………………………………………

締め切りは10月20日です。
当選者は次回「やすらぎ通信」にて発表いたします。
どうぞふるってご応募ください!



↓ご応募お待ちしています!↓
http://www.ohnoya.co.jp/faq/mem/index.html?link=reader



◆┌─────────────────────────────┐◆
┌┘      ~  当 選 者 発 表 ! ~       └┐
│                               │
│    「高級ちりめん お念珠入れ」は             │
│                               │
│       兵庫県川西市      清水 様        │
│                               │
│       神奈川県川崎市     藤田 様        │
│                               │
│                               │
│     がご当選されました。ご応募ありがとうございました。 │
│                               │
└┐                             ┌┘
◆└─────────────────────────────┘◆





━5━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 編 集 後 記
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昼間はまだまだ暑い日もありますが、日が暮れると本当に過ごしやすくなりまし
たね。秋の夜長を楽しまなくては、とアロマキャンドル作りに取り組んでみよう
かと計画中です。

お店には可愛らしいキャンドルがたくさん売られていますが、家にたまった空き
瓶を使ってオリジナルキャンドル作りも良いかな、と思っています。
きれいな色をつけて、ついでにアロマオイルを加えて好みの香りをつければ、
インテリアにも芳香剤にもなり、空き瓶を使うのでリサイクルにもなり・・・と
一石「三」鳥といったところでしょうか。

大野屋WEBSHOPではアロマオイルも取り扱っています。
http://www.rakuten.co.jp/mgohnoya/570617/570621/



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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│                  編集 川瀬 由紀
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