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第73号 今どきの『お墓の引越し』(2010/2/25発行)

┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集  「 今どきの『お墓の引越し』 」 

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!  「 挫折の輝き 」


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こんにちは。大野屋の川瀬です。

今日は、ちょっと嬉しいお知らせをさせてください。


大野屋テレホンセンターが開設15周年を迎えました!

これまでお葬式・お仏壇・お墓のご相談から、仏事のしきたり・マナーにいたる
までさまざまなご質問に無料でお答えしてきました。

15年を振り返ると開設当初と今のご相談内容はかなり変わってきています。
15年前には「お香典はいくら包んだらいい?」「告別式にもって行く香典は御
霊前?御仏前?」というような、基本的なお香典や表書きについてのご相談がも
っとも多く寄せられました。

しかし現在は、大野屋のホームページも含め、様々なサイトでこういった仏事の
疑問を解決できるようになっています。それではご相談は減っているのかという
と、逆に増え続け昨年は2万件のお問合せをいただきました。

インターネットで解決しているのにナゼ?と思われるかもしれません。それは
「自分はこんな間柄だけど、お葬式のこういうケースはどう対応したらいいの?」
というような個別具体的な『自分の場合』を聞きたいという相談や、今どきのお
墓やお葬式などについて聞きたいという相談が多くなっているからです。

冠婚葬祭、とくに葬祭部分は昔からあまり変わらないような気もしますが、実際
にはどんどん変化しているのです。それでも変わらないのは、「失礼のないよう
気持ちのこもった対応をしたい」というご相談者の方の想いです。


基本的なご質問から込み入ったご相談まで、経験豊富な専門のスタッフがお1人
お1人の状況に応じてアドバイスさせていただきますので、お気軽にお問合せく
ださいね。


   *** 15周年の感謝をこめてプレゼント実施中です ***

15年の感謝を込めて、春らしいキャンドルを50名様にプレゼントいたします。
微妙な色の違いが楽しめ、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれますよ!!


http://www.ohnoya.co.jp/anshin/present/index.shtml

ぜひご応募ください!

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◆ 特集   「 今どきの『お墓の引越し』 」
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まもなく3月。
卒業、入学、就職や転勤など、出会いと別れの季節です。出会いや別れにはお引
越しがつきものですね。

そんな「引越し」ですが、最近多い引越しって何かご存知ですか?

それは


『お墓の引越し』なんです。


初めて聞く人は「ええ~、引越しってできるの?」「どうやってやるの?トラッ
クに積んでくるってこと?」とびっくりすることが多いのです。


はい、お墓の引越しはできます。

しかも最近お引越しをする人は本当に多くなっています。


お墓の引越しのことを、専門用語では『改葬』(かいそう)といいます。

改めて葬る・・・読んで字のごとくですね。

この改葬は昔からありますが、最近特にクローズアップされることが多くなりま
した。

最も多い改葬の理由は「お墓が遠いから」。
両親の眠る郷里のお墓があるが、自分は遠くに住んでいて度々お墓参りに行けな
い、若いときはそれでも良かったが年をとって自分で行くのが大変になってきた
さらに子供たちの世代はその土地に何のつながりもなくそのままにしておくのは
かわいそう・・・などの理由です。
そういった状況の人たちの多くが定年退職を迎え、経済的・身体的に余裕のある
うちに決断したいということで、急激に多くなってきているのです。

お墓の引越しってできるの?
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できます。
ただし、人の引越しと同じように市町村役場へ届出をする必要があります。
人の場合には元の住所で「転出届」を出して、新しい住所で「転入届」を出すわ
けですが、お墓の場合は1ケ所だけで、元の住所の市町村役場へ届出をして許可
をもらいます。この届け出のことを「改葬許可申請」といいます。

申請して許可が下りれば、晴れてお墓を移動することができるのです。

※分骨の場合には手続きが変わります。

引越しって何を持ってくるの?
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大きく分けて2通りあります。
 1、お骨だけを取り出して引越しする・・実際にはこちらを選ぶ人が多いです。
 2、お骨と墓石を引越しする

移動距離にもよりますが、2の方が若干費用面では安くなることが多いようです。
ただ墓石の場合は重量がかなりある上に、運搬時の破損リスクも高いことから、
運搬費用が予想外に掛かることもあり、あまり大幅に安くなることは期待できま
せん。

逆に、長距離の移動の場合や墓石の状態によっては新たに墓石を建てたほうが安
いこともあり、要注意です。

いずれにしてもどちらの場合も、費用面ではあまり変わりはないと言えます。
ただ墓石にはこれまでの仏さまへの想いが込められていることも多いので、一概
に費用のことだけでは決められません。

※また移転先の墓地によっては、既存墓石の移設を禁止しているところもあるの
で要注意です。

お墓の引越しってどうやってするの?
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実際には同時進行で進めることになりますが、元のお墓での手続きと新しいお墓
の手続きが必要です。

・元のお墓

  ・改葬許可申請書を市町村役場から取り寄せる
  ・申請書に記入、捺印
  ・墓地の管理者に移転を申し出て、申請書に記入、捺印をもらう
  ・申請書を市町村役場へ提出、許可をもらう
  ・お骨の取り出し、墓石の取り外しや撤去作業を手配する
  ・僧侶の読経ののち、お骨を取り出し墓石を取り外し撤去
  ・お骨を受け取る

・新しいお墓
  ・新しい墓地を決め契約する
  ・墓石を建立する、または既存の墓石を据付ける
  ・お骨を納める日程を調整し、僧侶、石材店、親戚に知らせる
  ・僧侶の読経ののちお骨を納める

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/moving_procedure.shtml

注意したいこと
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 ・既存の墓石を持ってくる場合、移転先のお墓が受け入れ可能か相談しましょ
  う。
 ・元の墓地がお寺にある場合、ご住職には状況を誠実に申し出て、理解をいた
  だきます。ここをおろそかにすると、申請書への記入を断わられることもあ
  りますので要注意。
 ・親戚にも同様に十分説明し移転の必要性を理解してもらいます。
  親戚にとってもお墓は大切な場所ですから、移転の必要性を丁寧に説明して
  おかないとトラブルになることも。

こんな心配ごとも
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 ・お墓を移したりしてタタリはない?
   お墓を移してはいけないという根拠は全くありません。
   確かに仏様にとって慣れた土地を離れさせてしまうことへの申し訳ない気
   持ちはあるでしょう。
   しかし誰も行かなくなってお墓が荒れてしまうよりは、近くでいつも心を
   こめてお参りすればご供養になるのではないでしょうか。しっかりご供養
   したいという気持ちで行うことですから、タタリなど考えられません。

 ・昔、土葬で埋葬したお骨はどうする?
   土葬のお骨があった場合、そのままではなく、一旦火葬場で火葬をします。
   事前に石材店に相談しておきましょう。

   また古いお骨は掘っても見つからないこともあります。その場合、お
   骨の代わりにお墓の土を一握り持ってきて、新しいお墓に納めることもあ
   ります。


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お墓の引越しをもっと知りたいという方へ・・・『お墓の引越しガイド』差し上
げます。

『お墓の引越しガイド』お申し込みはこちら↓
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/ohaka_hikoshi.shtml

リニューアルし、イラストや引越し事例などを使いさらにわかりやすくなってい
ます。

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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
       https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php

     *知っておきたい仏事のしきたりに関するQ&Aが満載!
      人気ページ「仏事のよくあるご質問」もご覧ください。
               ↓ ↓ ↓
          http://www.ohnoya.co.jp/faq/
               ↑ ↑ ↑
            どんどん更新されています。

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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』 「 挫折の輝き 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして15年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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ここ数日の春めいた陽気に、年寄りの心もつい浮き立って朝夕の通勤ウォーキン
グが一層楽しいものになってきました。

10cmにも満たない細い幹の真っ直ぐな枝に、鮮やかな紅梅が元気一杯に咲き誇
っている様は、思わず頬擦りしたいくらいに愛らしく、厳しい冬の寒さに耐えて
一所懸命に花開いた健気さと、明るい未来を予感させるような力強さを感じさせ
てくれます。
一方で、灰緑色の苔に覆われた古木の太い幹からごつごつと伸びた枝に、花数こ
そは少ないながらも凛と咲く白梅の気品ある姿は、それだけでもう一幅の絵にな
りそうな位に見事で、人生の最期はこうありたいものだと想う程の輝きが有りま
す。

我が家の永かった受験戦争も、やっと一段落致しました。
正直な所、男の子ながら甘えん坊で泣き虫で、わからんちんで繊細な孫が、厳し
い受験勉強に耐えられるのかしらと心配しましたが、彼なりに体力と気力を振り
絞って頑張っておりました。

結果的には残念ながら第一志望には手が届かず、第二志望に落着いたのですが、
落ちたと解った瞬間からの気持ちの切り替えは早く、
『こうなったからには第二志望ではなく男らしくランクを上げてチャレンジ校に
挑戦しなさい!』
と言い張る父親に
『かっこ悪くてもみっとも無くっても、プライドを保つよりランクを下げて手堅
く第二志望を受けたい。』
と、恐らくは彼にとって生まれてはじめて自分で考え、父親の意見に逆らう決断
をしたのです。
今の段階ではどちらの選択が正しかったのかは解りませんが、これも恐らく初め
ての『不合格』という挫折が、彼をほんの少しだけ成長させてくれたのだと思っ
ています。

受験に限らず、就職も結婚も人間関係も本人に充分な能力があり魅力的であって
も、思い通りの結果に繋がらないことが少なくありません。
時に適っていなかったり、機が熟していないことが原因の時もありますが、まあ
大半は自分自身に原因があるのですから、現実を真摯に受け止めて一事に囚われ
ずに新しい出口を見つけることが大切です。

考えようによってはたくさんの挫折や後悔の中にこそ、順風満帆な人生では出会
えなかったような様々な出会いもチャンスも成長もあるのでしょう。

そうした困難に向かっていく過程にこそ若々しい紅梅のような魅力があり、また
挫折や苦労を積み重ねた結果が古木の気品ある白梅のような輝きを持つと信じて
いつも前を向いて進んでいきたいものです。

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☆ 「おせち、お家で作っていますか?」 アンケート結果発表!


1月まで実施した「あなたのお家の年末年始の過ごし方を教えて!」アンケート
にご回答ありがとうございました!
年末年始は伝統行事も多く、家庭で過ごす時間が多いため、季節の行事やしきた
りに触れる機会が多いですね。今回はお料理にスポットを当ててみましたが、地
域色ゆたかなお雑煮は「食べてみたい!」というものが多かったです!

アンケート結果の詳細はこちら
http://www.ohnoya.co.jp/faq/kidsqa/questionnaire/index.shtml

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★前回のプレゼント「さくら咲くフローティングキャンドル」 当選者発表!

          埼玉県越谷市 熊谷様

          千葉県佐倉市 瓦谷様

          兵庫県神戸市 白井様

         ご応募ありがとうございました!

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☆本日より開始! お仏壇 春のお彼岸セール

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 メディア掲載予定 ぜひご覧ください!


★2/25発行 東京スポーツ新聞
          お葬式の生前予約についての取材に協力しました。

★2/26放映 18:15~ チバTV「金曜かわら版」
          常光閣室内墓苑が放映されます。

★3/6発売  日経BP社 雑誌「おとなのOFF」
          当メルマガの川瀬がお墓参りの仕方をお教えします。

★3/8発行  読売新聞大阪(夕刊)
          お墓の引越しをされたお客様インタビュー

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
│\/│                  編集 川瀬 由紀
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        https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php へどうぞ。
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