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第91号 お墓の引越しQ&A(2011/08/25発行)


┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   「 お墓の引越しQ&A 」

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!「 変身 」


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こんにちは。大野屋の川瀬です。

震災後に迎えた今年のお盆は例年にない特別なものになりました。
戦争の記憶と重ね合わせて考える人も多かったように感じました。

メモリアルアートの大野屋では、新盆のしきたりや準備・進め方などに不安を
お持ちの被災地の方へ、「新盆セット(白紋天、電池ローソク等)」を提供い
たしました。

提供先の方から丁寧なお礼のご連絡をいただきましたのでご紹介します。


「この度は、本当に有難う御座いました。細部まで行き届いた荷物の梱包に御
社の誠心が伝わりました。叔母夫婦は、何もかも失い体調を崩したりと気弱に
なっていましたがお盆を迎える準備をする事で少しずつ気持ちの整理も出来た
ようです。有難う御座いました。」


ほかにも、宝性院様(宮城県登米市)はブログにもアップしてくださっていま
す。
http://kokuzouson.jugem.jp/?eid=1503

新盆セットの提供は終わりましたが、今後もお線香の提供という形で支援は続
けさせていただく考えです。

またこの活動に賛同してくださる方のご協力も得て、より充実したサポート体
制を整えたいと考えております。

「メモリアルアートの大野屋WEBショップ」内の被災地支援対象商品をご購入
いただくと、1商品につき仏具1個(お線香)が、被災地の協力団体を通じて希
望者へ配布されます。

大野屋の信念である "故人への供養のお手伝いを通じて、お客様のこころを
癒し続ける"支援を実践してまいりますので、ぜひご協力をお願い申し上げま
す。


こちらのホームページにて支援の詳しい内容をご覧いただけます。

被災者の皆様のための供養サポート.com
http://kuyo-support.com


私も「お墓のお手入れ方法」を動画でご説明しているほか、仏事コラムも掲載
しています。ぜひご覧ください。

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◆ 特集  「 お墓の引越しQ&A  」
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震災の影響によりお墓のお引越しを考える方からお問合せをいただいています。

「墓地が液状化してしまいました」

「東京の親戚宅に避難してきて、こちらに定住するつもりです。お墓も近くに持
って来たいと思っています。」

「福島出身ですが、兄弟は皆関東に住んでいます。以前からお墓が遠くて大変な
のでいつかは移転したいと思っていたら、今回地震で墓石が倒れてしまって・・
・。直すのもお金がかかるので、この際お墓の移転をしてしまおうと思ったので
すがどれくらいの費用がかかりますか?」

など・・・。


もともと「お墓の引越し」は近年注目度が高く、相談も多くいただいているので
すが、震災がまたひとつのキッカケになっているようです。


今回は、被災された人に限らずお役立ていただける「お墓の引越しの手順やポイ
ント」をお伝えします。


◆引越し方法

一口にお墓の引越しといっても、その方法はさまざまです。

 A:墓石とお骨を移転

   希望される方が一番多いのがこの方法。
   ただし条件によっては難しいこともあるので要注意です。
   墓石は石碑のみを移転し、外柵(土台と周囲の柵)は新たに作り直すこと
   が一般的です。


 B:お骨だけを移転

   墓石は新しいものを用意し、既存の墓石は撤去処分後更地に戻します。
   最終的にこのBプランを選ぶ人が最も多いようです。


 C:複数あるお骨の一部を移転

   既存のお墓はそのまま残し、移転するお骨だけを取り出し、新しいお墓に納
   める。
   

 D:お骨壷の中のお骨の一部を移転

   既存のお墓はそのまま残し、移転するお骨の一部(分骨)だけを取り出し、
   新しいお墓に納める。


このようにお墓の移転では、墓石とお骨を全て移す方法(Aプラン)を希望される
方が多いですが、墓石の取り外し・運搬・据付の費用が掛かり、新しい墓石を建て
てもあまり費用が変わらない場合もあり、また移転先の墓地の規定によっては既存
の墓石を持ってくることを禁止しているところも多いので、最終的にはお骨だけの
移動(Bプラン)を選ぶことが多くあります。


◆引越しの手順

手順はこちらをご覧下さい。
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/moving_procedure.shtml?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%BC%95%E8%B6%8A%E3%81%97%E6%89%8B%E9%A0%86

注意すべき点としては、既存のお墓の管理者に承諾を得なくてはいけない点です。

お寺の境内にある場合には、お墓を移すと同時に檀家をやめることも多く、これ
までお世話になったお礼を伝え、引越しを考えるに至った事情を丁寧に説明して
了承をいただく必要があります。


また既存のお墓の周辺に親戚が住んでいる場合、親戚にも同意を得ておかないと
後々トラブルになることもあります。
自分にとっては遠かったり不便なお墓でも、近くに住む親戚にとっては頻繁にお
参りしているお墓ということもあります。
「将来を考えて、今のうちに移しておきたい」「近くに移して、いつもお参りに
いってご供養をしたい」という思いをしっかり伝えましょう。
またこれまでお墓の管理を任せてきた親戚がいる場合には、感謝を込めてお礼を
しましょう。

◆費用

当社アンケート調べでは、移転費用の総額は平均283万円です。

くわしい内容・内訳はこちら
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/moving_price.shtml?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%BC%95%E8%B6%8A%E3%81%97%E8%B2%BB%E7%94%A8


※ただし移転の距離、必要な墓地の広さなどによってかなり幅があります。
くわしくはお問合せください。


◆その他

土葬などでお骨がない場合には、既存のお墓の土をお骨の代わりとして持って
きて、新しいお墓に納めることもあります。
その他遺品を納めたり、墓誌などを持ってきて据え付けることもあります。

◎お墓の引越しガイド プレゼント中です!
http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/ohaka_hikoshi.shtml?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%BC%95%E8%B6%8A%E3%81%97%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89

メモリアルアートの大野屋では、近年、関心が高まる一方のお墓の引越しにつ
いて解説した「お墓の移転の手引き」を配布、数多くのお問い合わせ、お申込
みを頂いていました。
今回、「お墓の移転の手引き」がリニューアル。イラストや引越し事例などを
使いさらにわかりやすくなっています。


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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%A2


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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』  「 変身 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして16年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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先日は、カメラマンや照明さん、音声さんにディレクターらしき方たちが、テレ
ホンセンターに大勢来られ、ホームページに掲載する動画や写真撮影がありまし
た。


しかし「人前にお見せできるような面構えではない」と広報が判断したのか、メ
イクさんまで動員されて女性陣には本格的なお顔の修復作業が行われました。

普段は一様に『すっぴんに限りなく近い』女性陣が、さすがに今日ばかりはと自
己流の多少の化粧を施して来ていたのですが、メイクさんに惜しげもなく全て拭
き取られ、地ならしから始まってたっぷり小一時間も油絵の如く塗り固められま
した。

鏡に映る見慣れない自分の顔や、明るく目鼻立ちの整った(ように修復された)
同僚の姿に、お互いがどことなく面映いものを感じてソワソワと落ち着きの無い
ことこの上無しです・・・。

一渡り修復が終了した後いよいよカメラのフラッシュがパシャパシャと光り始め、
収録が始まりました。川瀬以外は背景程度の登場だと解っているにも拘らず、皆
一斉に背筋をしゃんと伸ばし、笑っちゃうくらいの優しい笑顔で、声の調子まで
が確実に10歳は若返って電話対応をしているではありませんか?
(いえいえ我がテレホンセンターではいつもけっして怖い顔でお話している訳で
はありませんが)化粧をしただけで何だか心の中まですっかり変身したみたいで
す。

一般的には人に出会った最初の4秒から2分の間に受ける印象を第一印象と言う
そうです。中でも『身だしなみ』『表情』『視線』『仕草』などの目に見える印
象はそのうちの55パーセントを占めると言われ、次は耳からの印象で『声の高さ』
『抑揚』『テンポ』等が36パーセント、更に次の7パーセントが『言葉遣い』と
いう事になるそうです。

つまりコミュニケーションの大半が口を開かないうちに決まってしまうと言うの
ですから、まず何はともあれ『見た目』はコミュニケーションのスタートといえ
るのかもしれません。

これは単純に見た目だけではなく、見た目を整えることで、気持ちが引き締まり
明るく笑顔が増えるような「心の変身効果」も、第一印象にプラスの影響をがあ
るのでしょう。

洗いざらしの顔が平坦なキャンバスに修正され、更に陰影やら凹凸が加えられて
新しい私に作り変えられて行く過程で、忙しい朝の数分間の化粧には一度も感じ
たことの無い心の高揚感(ちょっと大袈裟ですが)が非常に心地よく感じられた
のは楽しい体験でした。

何も飾らないありのままの自然な自分も大切ですが、時には飾って違う自分を発
見するのも楽しいものですね。

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[ぜひご覧ください]メディア掲載のおしらせ 


◎書籍「新しい葬儀と法要」 8月中刊行 
   当社の永代供養付き室内墓苑と手元供養商品が掲載されます。

◎書籍「今から始める自分の『後始末』辞典」 8月中刊行  
   改装費用について、当社のデータが掲載されます。

◎書籍「最新版 冠婚葬祭のマナー大辞典」 9月刊行
   墓石や盆提灯など当社の商品写真が掲載されます。

 ※予定は変更になることもあります。


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◆大野屋の被災地支援

ぜひご覧ください!
http://kuyo-support.com


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◆都立霊園に当選したら・・・

都立霊園でのお墓の建て方を5つのステップでわかりやすく解説いたします。

手順や予算、墓石のデザインなど情報満載です。

http://www.ohnoya.co.jp/toritu_tousen/index.shtml?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E9%83%BD%E7%AB%8B2011

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◆「花で送る家族葬」 選べる3つのプラン 58万円~
http://www.ohnoya.co.jp/funeral/?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E8%8A%B1%E8%91%AC%E5%84%80

ご自宅、お近くの斎場(東京・神奈川・埼玉・千葉 500ヶ所以上)でご利用いた
だけます。
「花で送る家族葬」資料は無料でお届けします。


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◆ミニ骨壷 新作2種類を発売しました。

故人の遺灰や遺骨の一部を美しいオブジェやペンダントに収納し、身近で故人を偲ぶ
ことができます。


 【ミニ骨壺 蒔絵 -あわせ-】

ひとつひとつ描きあげられた「本金蒔絵」のミニ骨壷。

明治10年創業の山中漆器の老舗 多田桂寛(ただけいかん) の伝統工芸師たちの手
のよってひとつひとつ丹念に仕上げられた一品です。

http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/09-53?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B


 【メモリアルフォトスタンド】

フォトスタンドにミニ骨壷が納まった新しいタイプのミニ骨壷です。
自宅では写真とともに、外出するときにはミニ骨壷を取り出して一緒にいられます。

http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/09-63?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E6%89%8B%E5%85%83%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88


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◆お彼岸前にお墓の気になる部分を綺麗に!

お墓のメンテナンス

あなたの大切なお墓。気になるところはありませんか?
「お墓の無料診断」受付中です。

http://www.ohnoya.co.jp/cemetery/maintenance/maintenance.shtml?utm_source=mm201108&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86


最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
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