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第92号 ダンドリ上手の 法事の準備の流れ(2011/09/25発行)


┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   「 ダンドリ上手の 法事の準備の流れ 」

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ!「 想いを紡ぐ(つむぐ)」


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こんにちは。大野屋の川瀬です。

先日の台風では東京では完全に交通がマヒしてしまって大変でしたね...。


さらにお墓にも被害が出ています。
卒塔婆(そとうば)が暴風にあおられ、支えていた塔婆立てがズレたり倒れた
りしてしまっているのです。

背の高い卒塔婆は風を受けやすく、また本数が多いと、受ける風圧は相当のも
のになります。

何年も前に立てた卒塔婆をずっとそのままにしているお墓も多くありますが、
新しいものを立てたら以前のものは早めにお焚きあげしておいた方が、見た目
も綺麗ですし、強風にも安心です。


まだお彼岸のお墓参りに行っていない方は、被害がないか確認してくださいね。


今年は大きな自然災害が多いような気がします。
今後とも十分に気を付けていきたいですね。


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私も「お墓のお手入れ方法」を動画でご説明しているほか、仏事コラムも掲載
しています。ぜひご覧ください。

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◆ 特集  「 ダンドリ上手の 法事の準備の流れ  」
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法事は手間もお金も掛かって大変・・・という声がある一方、お亡くなりになっ
た人を縁に、なかなか会えない親戚が一同会することができる貴重な機会でもあ
ります。

亡くなった人にも、親戚にも、ご住職にも失礼のない手配ができるよう、段取り
よく手配して滞りなく進めていきましょう。


法事っていつやるの?いつまでやるの?
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本来は亡くなった日から、49日までの間には7日ごとに法事を行いますが、最近は
初7日と49日忌の法事を行い、他は省略される事が多くあります。


49日忌以降には、「百か日」(省略されることも多い)、1周忌、3回忌、7回忌、
13回忌、17回忌、23回忌、27回忌、33回忌と続きます。

※1周忌は亡くなってちょうど1年後ですが、3回忌以降は数え年で考えます。3回
忌は数えで3年(満2年)ですので、1周忌の翌年です。


33回忌をもって「弔い上げ」といって個別の法事を終わりにすることが一般的です。


また2人以上の法事を同時に行うこともあります。


法事の2ヶ月前~1ヶ月までに準備すること
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★主な親戚に日時や会場の相談

 法事の日程は、命日当日か前倒しが基本です!
 ついうっかり後になってしまわないように気をつけましょう。

 また年末年始が命日になる場合には前倒しして12月20日ごろまでの日程とする
 のが無難です。

 
★僧侶の手配

 お盆、お彼岸などお寺が忙しくなる時期にあたる場合には早めに相談します。
 法事の後に会食を予定している場合には、会食にも出席して頂けるかを確認し
 ます。

★招待客をリストアップ

 故人を中心に、身近な人、縁が深い人を招待します。
 ただし、親戚づきあいや慣習により「本家は必ず招待する」など決まりがある
 場合にはそれに従います。

 範囲は各家によって違いますが一般的には以下のようになります。


 [一般的に必ず呼ぶ範囲]
 ・故人の配偶者と1親等(親、子供とその配偶者)
 ・故人の兄弟


 [各家庭の判断により招待する範囲]
 ・孫やひ孫
 ・おい・めい、おじ・おば それ以上の親戚
 ・知人・友人

 また亡くなってから3回忌くらいまでは広い範囲でお招きして、7回忌以降
 は身近な人だけで行うことも一般的です。

★会場予約

 法要の場所と会食の場所を決めます。

 法要の場所としては、
  お寺、墓地、葬祭場(葬儀ホール)、自宅など

 会食場としては
  墓地内の会食場(仕出し)、お寺の庫裏、料理屋やレストラン、自宅など

 が一般的です。


 法要の場所と会食場が離れている場合、移動手段(自家用車、タクシーなど)も
 考えておきましょう。

法事の1ヶ月前までに準備すること
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 招待客にご案内をします。

 正式には手紙で案内をしますが略式でも良い関係の方なら電話でかまいません。

 お塔婆をあげてもらうときにはこの時に依頼しておき、親戚の分も本数を取り
 まとめてお寺へ依頼します。

法事の2週間前~前日までに準備すること
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 招待者の出欠を確認、最終人数を確定し会食場へ連絡します。


 用意するものをチェックします。

  □僧侶への「御布施」、必要に応じて「塔婆料」「御車代」「御膳料」

  □招待客への返礼品(表書きは「志」や「粗供養」)

  □お供えもの(花、お菓子、果物など)

  □位牌・遺影写真(寺院によって違いますので確認しましょう)

  □念珠(数珠)

 
当日は・・・
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 招待客よりも先に到着するよう、余裕をもって到着しましょう。

 当日の流れはこちらでご覧ください。
http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/houji/index.shtml?utm_source=mm201109&utm_medium=mail&utm_campaign=%E6%B3%95%E4%BA%8B


※納骨を行う場合には上記に加え石材店の手配も必要です。


 


◎「ついうっかり・・・」ということはありませんか?
法事に必要な「念珠(数珠)」「念珠入れ」を忘れずに!

http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/06/1/2?utm_source=mm201109&utm_medium=mail&utm_campaign=%E5%BF%B5%E7%8F%A0


◎「献杯の挨拶」などお役立ちQ&Aが満載です。
法事・法要のQ&A
http://www.ohnoya.co.jp/faq/hoyo/?utm_source=mm201109&utm_medium=mail&utm_campaign=%E6%B3%95%E4%BA%8BQA


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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
     お気軽にお問いあわせください。
https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php?utm_source=mm201109&utm_medium=mail&utm_campaign=%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%A2


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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』  「 想いを紡ぐ(つむぐ) 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして16年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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先日は孫たちの文化祭があるというので、婿殿のご両親とともに朝早くから夕方
まで、電車やタクシーを乗り継ぎ二つの学校を汗だくで見学して来ました。

ところが中学生にもなると爺婆が来てくれたからといっても大して嬉しそうな顔
をする訳でもなく、ただ照れくさそうに(むしろそっけなく)しているだけなの
ですが、そんなことにはお構いなく我々は孫の演奏やレポートを大仰に褒め称え
自慢しあっては十二分に満足して帰ってきました。

娘婿のお父様は、私の父親の服を着て来られました。
その日だけでなく、孫たちの入学式や卒業式、運動会や学芸会には必ず何か形見
の品を身につけて来て下さいます。

『生きていたらきっとひ孫の晴れ姿を見たいのではないか』という事なのでしょ
うが、心持ちサイズの異なる上着の袖を気にするでもなく着て下さっているのは
本当に嬉しく思います。

両親が相ついで亡くなってから丸9年が過ぎ、お彼岸やお盆、祥月命日の供養こ
そは怠らないものの、最近ではうっかりと月命日を忘れそうな時すらあります。
『去るものは日々に疎し』とはよく言ったもので実の娘でさえこのザマなのに、
他人様がこれ程の心遣いをして下さるのは本当に有り難くいつも恐縮してしまう
のです。

形見分けは、現在は故人の思い出が残るものがすべて対象となっていますが、本
来は『故人の霊が留まりやどっていると言われている衣類』を分ける事で故人の
霊を皆が引き継いでゆくという大きな意味があったと言われています。

日常の生活の中で大切に又は何気なく、使っていた品々にその人の霊(想い)が
宿っているのだとしたら、それを着たり使ったりしてあげる事こそが故人の想い
を紡ぐ事になるのだとしみじみ教えられました。

変体仮名で書かれた古臭い辞書を見ると、庭の見える座敷の机で日記を書いてい
た父の後姿が思い出されますし、小布で作った可愛らしい袋に入ったコンパクト
には、小さな母の温かい笑顔が写っております。


沢山の不動産や貯金も有り難い形見には違いありませんが、こういったささやか
な物たちが、今生きている人たちと、故人とつないでいる絆なのですね。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋 監修 小嶋 幸夫
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