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第139号 自分にあったエンディングノートを選ぼう!(2015/08/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2015/08/25

                         http://www.ohnoya.co.jp
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集  「 自分にあったエンディングノートを選ぼう! 」
┃      

┃ 2◆ 安井睦華の それはそれ、これはこれ! 
┃        「 ゆっくり書きます・・私のエンディングノート 」

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こんにちは!大野屋の川瀬です。

「終活」という言葉もすっかり定着してきて、自身の情報や、財産、保険、親戚
知人の連絡先、家族に伝えたい内容などを記録するエンディングノートが注目さ
れています。

家族でも意外に知らないこれらのことを書き残しておくことで、後に残される人
には大変心強いものです。

これまで大野屋ではエンディングノートの必要性についてお伝えしてきましたが
「書き始めてはみたものの最後まで書き上げられない!」という声も聞きます。

それは、多岐にわたる項目を書き記すことが大変な作業であり、なかなか容易な
ことではないからです。

この度、メモリアルアートの大野屋では、はがき・住所録ソフトの「筆まめ」と
コラボレーションし、筆まめが発売するエンディングノート作成パソコンソフト
についてのアドバイス、終活コラムの提供を行いました。

このソフトなら面倒なエンディングノートの作成作業もあらかじめ設定された
必要項目に入力していくだけで作成でき、加筆・訂正も簡単です。
何よりパソコンに保管している住所録データもそのまま利用ができるのが便利
です。

エンディングノートに関心のある方、一度は挫折された方も、ぜひ一度お試し
ください。パソコンが苦手な方は、お子さんに手伝ってもらいながら作るのも、
家族で話し合うきっかけとなるかもしれませんね。


↓↓↓パソコンソフト「はじめてのエンディングノート」詳しくはこちら↓↓↓
http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/10-40-500


さてメールマガジン創刊以来11年、長らく担当して参りましたが、次号より新
担当者にバトンタッチすることになりました。

創刊当時は大野屋テレホンセンターに入ったばかりで、記事を書く中で冠婚葬祭
のしきたりや地域別の仏事知識などを、一緒に勉強させていただきました。
またお電話やメールでのご相談の中で「いつもメルマガ読んでいます」との嬉し
いお声に励まされることも多くありました。本当にありがとうございました!

大野屋テレホンセンターでのご相談には引き続きお答えしておりますので、お気
軽にご相談くださいね。

また、安井のコラムはこれからも続きます。ぜひ今後もお付き合いのほどよろし
くお願いいたします。


[大野屋のfacebookページ]
大野屋の公式フェイスブックでは、来月からの新担当者や安井を紹介しています。
こちらもぜひご覧ください!

   http://www.facebook.com/ohnoya?v=app_211074635600191


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◆ 特集  「 自分にあったエンディングノートを選ぼう! 」
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かつては自分の死後のことは、家族や親族、ご近所の人が采配して何とかしてく
れる、というのが当たり前でしたが、現在は少子化、単身化、地域共同体の関係
の希薄化という時代、遺される家族への負担は高まるばかりです。

そこで、子供に迷惑をかけず自分のことは自分で、また自分らしく最期を迎えた
いと希望する人が多くなっています。

想いを託す手段として、遺言書やエンディングノートがあります。

■遺言書とエンディングノートの違い
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 ●遺言書

 自筆遺言書と公正証書遺言があり、強く意志を通したいこと、金銭的な相続に
 関することを遺します。

 自筆遺言書は自分で比較的簡単に作成することができますが、形式上の不備が
 あれば無効となってしまいますので、注意が必要です。

 確実な方法としては公正証書遺言をおすすめします。

 遺言書の開封には時間が掛かります。死後すぐに行わなければならない葬儀の
 ことなどについての希望を残すには向きません。


 ●エンディングノート

 自分の考えや想いをメッセージとして残せます。
 いつでも見ることができるので緊急に備えるものなどに向いています。
 ただし遺言書のような法的効力はありませんので、注意が必要です。


どちらを作成するか迷う場合には、まずは取り組みやすいエンディングノートか
ら始めて、考えを整理しながら進めていくのがよいでしょう。

■エンディングノートの種類
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 自分にあったエンディングノート選びが重要です。

 エンディングノートは多数の種類が販売されていますが、大きく分けて次のよ
 うに分類できます。

 内容は、メッセージの記入欄などが大きい「想いを伝えるタイプ」と財産や保
 険の内容などの項目が多い「情報を伝えるタイプ」に分けられます。

 また容量はボリュームたっぷりの「じっくり書くタイプ」と量は少なめの「気
 軽に書くタイプ」に分けられます。

 どのタイプが自分にあっているのかを比較検討することをおすすめします。


■エンディングノートに書いておきたい内容
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 ●自分のこと
  自分史や家系図、学歴・職歴、趣味・友人関係を記します。
  特に家系図があると、今後の親戚づきあいに役立ちます。
  また意外と、学歴や職歴などは家族の知らない時代があるものです。

  またこれらを整理していくことで、思い残していることや、実現したいこと
  の考えがまとまってくることもあります。


 ●家族のこと
  配偶者や子供たちに残しておきたいメッセージなど


 ●介護・医療について
  医師宣告を受けるか?、終末医療は?、延命措置を望むか?、認知症・要介
  護になった場合にはどうしてほしいのか?など、家族にとって非常に聞きづ
  らい、確認しづらい内容です。できる限り元気なうちに書き残しておきまし
  ょう。

■相続のこと
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相続というと、
「財産をたくさん持っている人のことでしょう」
「うちの家族はみんな仲が良いから大丈夫」
と思いがちですが、実際には遺言書などが残っていないために発生してしまう家
族のトラブルは後を絶ちません。

「お墓の管理や法事など、長男の負担が大きいのに、相続する金額は次男と同じ
なのは不公平」
「生前に贈与された金額に差があり納得がいかない」
などで、トラブルになることはよくあります。

法的効力がある遺言書を書くか、法的効力は無いものの想いを家族に伝えるため
にエンディングノートで、遺産相続について指定しておくことは多くなっていま
す。

■お葬式のこと
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もし何の準備もなく、「もしも」のことが起こったら、まず何から手をつければ
良いのでしょう?連絡は誰に?宗教は?お葬式の形式は?葬儀社は?遺影は?・・・
まず一番に困るのはお葬式のことです。

亡くなってからお通夜の開始までにしなくてはいけないことは、約30項目にも及
ぶと言われています。

さらにお金も掛かることですから、事前にしっかり考えておきたいところです。

 ●連絡先のリストアップ

  万が一のときに知らせてほしい人をリストにしておきます。
  毎年やり取りしている年賀状を基準にして考えるのも良い方法です。

  このリストアップを行うことで、大まかな参列者の人数も分かり、お葬式の
  会場選びや内容を考える上でも重要な情報になります。

  またそれによってお葬式の費用についても分かるようになります。


 ●葬儀社への相談

  どういう形式の式にするか、遺影の希望はあるか、祭壇に飾りたい花はある
  か、流したい音楽など希望をまとめておきましょう。


■お墓のこと
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お墓がすでにある場合には、墓地の住所や区画の場所、連絡先などを記載してお
きます。墓地が寺院にある場合いは、お寺とのお付き合いの作法についても記し
ておくと、次の世代には役に立つ情報です。

お墓がまだ無い場合には、どういうお墓を希望するか墓地の場所などの希望を残
しておくこともできます。


さまざまな仏事のQ&Aが日々更新されています。

◎仏事Q&A
http://www.ohnoya.co.jp/faq?utm_source=mm201508&utm_medium=mail&utm_campaign=%E4%BB%8F%E4%BA%8BQ%26A
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     しきたりやマナー、仏事に関するご相談は無料です。
     もちろん匿名で質問できます。
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      https://www.ohnoya.co.jp/contact/memoria.php


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◆ 安井睦華の『それはそれ、これはこれ!』
          「 ゆっくり書きます・・・私のエンディングノート 」
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大野屋テレホンセンター開設時よりご相談にお答えして20年!
シニアコンサルタント・安井 睦華(やすい のぶか)が、日々のつれづれを時
には楽しく、時には怒り、時には涙で語ります。
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今年もまた家族総出で静岡まで墓参りに行って来ました。

参道の掃除や植木の水遣りまで終えて、新しいタオルでピッカピカに磨いたお墓
に塔婆を立て、定番の三矢サイダーときんつばをお供えするまでの一連の流れは
いたってスムーズで、最早プロ級の腕前です。

家族揃っての墓参りはせいぜい年に一度か二度ですが、話したい事は山ほどあり
ます。

正月前に来た時には少しも疑わなかった家族の健康でしたが、突然の癌告知や手
術で慌しく過ごしたこの半年を思うと、今こうして家族揃っての楽しい墓参りを
この先何回続けられるのかしら?と少々複雑な気持ちでした。

でもだからこそ、寿命というものがある以上は遅かれ早かれお迎えが来るわけで
すから、
「さすがに口煩かっただけあって、うちの婆さんやるだけのことはしてったよね
ぇ~」
と見直してもらえる(?)程度の準備はしておきたいものだわい!と改めて思っ
たのです。

実は、手術前に必死の思いでまとめたエンディングノートがあるのですが、その
時には完璧だと思っていたのですが改めて見ると、書き足りないところや訂正箇
所がいくつもあったんですねぇ。

ところが、喉元過ぎれば何とやらで、以前の生活に戻ってしまうと
「まあそんなに急がなくてもいいかっ!」
ってな調子で、そのままになってしまっています。

その上、最近は物を書く機会がとんと減ってしまったものですから、いざ書こう
と思うと、文章や字が気にいらなかったり、漢字が思い出せないわ、書き間違い
はするわ・・・。
近眼と乱視に更に老眼まで混ざっての弛んだ目で、指を舐め舐め辞書の細かい文
字と格闘するのですから、人一倍の暑がりが一層熱くなってしまうのであります。

これさえしっかり仕上げてしまえば、後はゆったり出来るからと、老体に鞭打っ
て(超大げさ)自らを叱咤激励しては見たものの、これがまたB型特有の(大い
に個人差がありますが)長続きしない性格ですぐに諦めて放り出してしまうので
あります。

せっかくの決心も数日しか持たず、いずれまた机の隅に積み重ねられるのでしょ
うか・・・(涙)

がっかりしていた矢先に今月のPHPに日本医科大学特任教授の海原純子氏の

「結果を求めて常にせかせかという生活は、いつか心をむしばんでいきます」
「結果だけでなくプロセスを楽しむものを人生に加える事がゆっくり生きること」
という言葉を見つけたのです。

これ!これ!これですよ~!

ゆったりした余生を過ごしたくて書き始めたノートの為に、イライラして血圧上
げてちゃ元も子もないじゃないですかねぇ~。

楽しみましょう、ゆっくり楽しみながら書きましょうよ~。

懐かしいあの人や、大切なこの方たちにじっくりと時間をかけて・・・

まだまだ時間はあるのですから焦らずに、書きましょう・・・。


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[メディア掲載のおしらせ] 


◎BS-TBS Bizストリート 8/29(土)21:00~21:54
 お墓特集で当社の墓石デザイナーが取材を受けた様子が放映される予定です。


◎毎週金曜日 12:30~15:00
     ラジオ日本 AM1422kHz 「マット安川のずばり勝負」
     『川瀬由紀のくらしの中の仏事』(14:20頃~約10分間)

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:川瀬 由紀
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