メールマガジン・バックナンバー

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第172号 はじめて迎えるお盆 -新盆-(2018/05/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ 『折々しきたり想いやり』2018/5/25

                         http://www.ohnoya.co.jp
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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   
┃   「 はじめて迎えるお盆 -新盆- 」
┃      
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃   「 おかげ様でコラム2年目を迎えました 」

┃ 3◆ イベント・お知らせ
┃   

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メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。
メモリアルアートの大野屋の小林です。

5月は関西では葵祭、関東では三社祭など、大きなお祭りが多い月ですね。
私の地元、東京都府中市では、大國魂神社のくらやみ祭に70万人のひとが訪れま
した。いつもは静かな街並みもこの時ばかりは物凄い熱気で、八基の大きなおみ
こしが街中を渡って行きます。日が昇る前から大太鼓が街のいたる所で打ち鳴ら
され、お祭りが終わってもしばらく耳に残っていたほどでした。

賑やかなお祭りが終わってちょっと名残惜しい気持ちですが、次は7月のすもも
祭が楽しみです。

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◆ 特集 「 はじめて迎えるお盆 -新盆- 」
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毎年5月も中旬を過ぎると「お盆」に関するお問い合わせが多くなってきます。
中でも特に多いのは、新盆(にいぼん・しんぼん・はつぼん・あらぼん 等)に
関するものです。
今回は新盆を迎える方や、新盆を迎える親戚がいる方から寄せられるお問い合わ
せを例に、ご紹介したいと思います。

■ 新盆はいつですか?
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新盆とは四十九日を過ぎて初めてくるお盆のことです。四十九日前にお盆がくる
場合は、翌年が新盆ということになります。
お盆の時期は地域によってまちまちで、旧暦のころは7月13日~16日でした。こ
れが新暦になると、お盆の期間がちょうど農作業の繁忙期と重なったため、ひと
月遅れの8月13日~16日に行うところも多くなったそうです。このほかにも旧暦
7月15日を新暦にした8月20日前後に行うという所や七夕盆などがあります。
毎年お盆のお問い合わせを承っていますが、初めて聞く地域特有のしきたりをお
客様から教わることもよくあって興味深いものです。京都の五山送り火、長崎の
精霊流しもお盆の行事のひとつとして知られていますね。

■ 自宅は7月盆、故郷は8月盆。お盆はどちらしたら良いですか?
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東京など都市部は7月盆の地域が多いものの、故郷の慣習に合わせて8月盆にする
というケースもあります。どちらにすれば良いか分からない場合は、親戚がお参
りしやすい(集まりやすい)ほうの時期を選ぶとよいかもしれません。
「きちんと盆飾りをすれば7月にも8月にも霊は帰ってきますか?」というような
お問い合わせをいただくこともあります。長く家に留まって欲しいという切実な
願いに胸がジーンときますが...基本的にお盆は年1度です。新盆はいつも以上に
丁寧にお迎えしたいと考える方が多いです。

■ 新盆には何か特別なことをしますか?
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お盆というと、秋草が描かれた色とりどりの提灯を思い浮かべるのではないでし
ょうか。小さな頃は親戚の家で廻転灯の明かりにワクワクしたものでした。
このような一般の提灯は親戚や知人から贈られるものと言われており、新盆のと
きにもならべます。新盆特有のものとしては、白木の枠に「白い無地の提灯」を
用意するという慣習があります。これを白紋天(しろもんてん)とも呼び、初め
て家に帰って来る霊が迷わないよう、清浄無垢の白で迎えるという意味があるそ
うです。白紋天は千円から三千円程度で求められます。
飾る場所は軒先や縁側、そういった場所がなければ仏壇の前に吊るしても結構で
す。新盆のときだけ飾るものなので、お盆が終わったらお付き合いのあるお寺で
お焚き上げをして頂いたり、川に流したりしていましたが、最近は白い紙などに
包んで処分することが多くなっています。

<白紋天>メモリアルアートの大野屋WebShopより
http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/2010-20/2010-20-000

■ まだお墓に納骨していません。新盆はしませんか?
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お盆には霊が帰って来ると考えられているため、お骨が家にあるかどうかに関わ
らずお迎えの準備をします。盆棚(ぼんだな)というご先祖様をお迎えする祭壇
にお骨壺を安置しておくとよいでしょう。

■ 新盆の親戚には何を贈ればよいですか?
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新盆かどうかを問わず、親戚から提灯を贈る慣習があります。贈られた提灯の数
は故人が生前いかに慕われていたかを示すといわれますから、故人への感謝の気
持ちを込めて贈りましょう。基本的には左右一対です。マンション住まいでも違
和感のないモダンなデザインの仏壇が増えていますが、提灯もそういった環境に
合う、さまざなデザインのものが販売されています。

<お盆提灯>メモリアルアートの大野屋WebShopより
http://www.ohnoya-webshop.com/fs/ohnoya/c/2010-20

■ 新盆の法要に招かれました。何を持っていったらよいですか?
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法要のあとに会食があったり、引き出物が用意されている場合があります。
地域性や親族間の慣習などに影響されますが、お持ちする御仏前は、出席する方
が一人の場合は1~2万円、ご夫婦で出席する場合は2~3万円位が目安になります。
御供物を用意する場合は、籠に盛られた果物やお菓子、お花がよく選ばれていま
す。当日の服装は施主の方の意向にもよりますが、地味な色のスーツやワンピー
スなどが無難でしょう。法要の前後にお墓参りをする可能性もあるため、日傘な
どの日よけ対策もしっかりしておきたいですね。

大野屋テレホンセンターでは今回ご紹介した以外にも新盆・お盆に関する様々な
お問い合わせにお答えしています。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。


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◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
      「 おかげ様でコラム2年目を迎えました 」
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ブライダル会社出身のシニアコンサルタント・川島 敦郎(かわしま あつろう)
が、日々の憤まんや哀切を語ります。
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<おかげ様でコラム2年目を迎えました>

5月になり汗ばむ陽気が続きます。クールビズも始まりましたね。空の青も木々の
緑も眩しく、鳥も虫も草花も皆元気に生命輝き、一番好きな季節です。
昨年4月よりこのコラムを引き継ぎ、皆様に助けられながらなんとか丸一年を続け
ることができました。誠に有難うございます。改めて御礼申し上げます。

昭和の時代を振り返り、思う事を書いてみてと言われ、始めましたが...
一年経って感じるのは、私にとっての昭和とは、子供の頃の祖父母や両親との思
い出であり、当時の懐かしい風景でした。誰かが『ノスタルジーとは、過去のい
いとこ取りだ』と言っていましたが、全くその通りですね。

ただ仕事柄、社会の変化と共に、急激に姿を変えつつあるお葬式やご供養ごとに
ついては、戸惑いつつも気になってしかたありません。
できれば「ノスタルジー」に終わらせるのではなく、「以前は(昭和の頃は)こ
うしていたよ。」とか、「それにはこうした意味があって、ずっと皆で守ってき
たんだよ。」とか、大切にされたきた文化を、少しでも伝えていければいいかな
と思います。そんなことでまた、50年ほど前の昭和のある時期の暮らしについて
書きたいと思います。

昭和30年代、自宅のお風呂が壊れた時は、隣の家に石鹸とタオルを持って『お風
呂をもらいに』行きました。「お互い様」の言葉が当たり前の時代でした。日本
中がまだ貧しく、助け合って暮らしていた気がします。日々の暮らしはもちろん
のこと、冠婚葬祭に関してはより一層です。

近所で葬儀のあった日は大変で、母は遅くまで手伝いに行きましたし、私達兄弟
は近所の家で夕食を済ませていました。出棺の時には、近所の人と一緒に子供達
も家の前の道に並んで合掌し、霊柩車を見送りました。(なぜかその時はいつも
両手の親指を隠していたのですが、理由は今もってよく判りません。)

さて、還暦もだいぶん過ぎてしみじみ思うのですが...確かに今の暮らしは、電子
レンジ、エアコン、スマホと、便利で快適に過ごせるようになった...一方、近所
で助け合って暮らすという事は少なくなりました。同時にお葬式やご供養ごとも、
それぞれの家だけで行ない、他人が関係する機会がなくなってきました。そして
それはさらに進んで、最近では兄弟親族の間でも薄れつつあるように感じます。

来年はいよいよ「平成」も終わり、新しい元号になります。
「昭和」はますます遠くなり、慣習やしきたりは、時代を背景に少しづつ変わっ
ていくでしょう。私たちメモリアルアートの大野屋も、時代の変化に沿った新し
いかたちをご提案出来るよう、努力を続けなければなりません。
同時に、残していきたい人々の心~~例えば「供養」を続けていくこと、先祖を
想うことの意味~~などは、大切にしていきたいと思うのです。


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◆ イベント・お知らせ
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◇終活セミナー◇

気になるお葬式やお墓の引越しについて、分かりやすくご説明します。
人生をより良く生きるための勉強会にぜひご参加下さい。

6月 6日(水)10:00~11:00 フューネラルリビング横浜
              「お葬式の費用と費用準備」

6月16日(土)10:00~11:30 メモリアルアートの大野屋 多磨店
              「上手なお墓の付き合い方」
              「気になる家族葬のポイント」

6月17日(日)10:00~11:00 常光閣(千葉市中央区)
              「お葬式の費用と費用準備」


◇都立霊園なんでも相談会◇

都立霊園を希望する方のために大野屋は全力で応援します。
参加無料!ご予約いただくとスムーズにご案内できます。

5月26日(土)10:00~16:00 メモリアルギャラリー国分寺店
5月27日(土)10:00~16:00 国立市商業協同組合 A会議室
6月 8日(金)10:00~16:00 ルネこだいら
6月 9日(土)10:00~16:00 メモリアルアートの大野屋 小平店
6月10日(日)10:00~16:00 cocobunjiプラザ
      〃       レンタルスペース高輪台
6月11日(月)10:00~16:00 メモリアルギャラリー 国分寺店
      〃       レンタルスペース高輪台
6月15日(金)10:00~16:00 メモリアルアートの大野屋 多磨店
6月16日(土)10:00~16:00       〃
                  
                     (最終受付15:30)


お申込み・お問い合わせ先:大野屋テレホンセンター0120-02-8888 


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仏具はもちろん、手元供養やお線香まで、幅広く取り揃えています。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:小林 寛依
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