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第182号 新元号発表まであと少し...元号の基礎知識(2019/3/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ『折々しきたり想いやり』2019/3/25

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   
┃   「 新元号発表まであと少し...元号の基礎知識 」
┃      
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃   「 今年もまた春を迎えられたことに感謝しつつ~言葉について 」
┃ 
┃ 3◆ イベント・お知らせ

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メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。
メモリアルアートの大野屋の小林です。

初めて東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)の様子を観に行ってきました。
お松明が欄干を駆け抜けるダイナミックな場面が有名ですが、お堂の中で行われ
る本行こそが重要です。練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる11人の僧侶が、
人々に代わって本尊・十一面観世音菩薩に罪を懺悔(さんげ)をすることで、国
家の安泰、世界平和などが祈られます。
局(つぼね)に入ると中は蝋燭の灯りだけ。観ている人々は物音ひとつ立てず本
行の様子を見守っていました。五体投地で膝を板に打ちつける音や、ほら貝の音
色、南無観(なむかん)という声明の軽快なリズムなど、想像していたよりも目
まぐるしく、強く心に残りました。

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◆ 特集 「 新元号発表まであと少し...元号の基礎知識 」
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メルマガで「昭和は遠くになりにけり」を担当している川島氏はもちろん、私小
林も昭和の生まれです。平成の額が掲げられてから30年。平成元年生まれの方が
30歳を迎えるという事実に今更ながら驚いてしまいました。今上天皇の生前退位
が発表され、平成の世も残すところあと約1ヶ月。4月1日に新元号が公表されれ
ば、昭和はさらに遠い時代に感じられるのでしょうね。
今回は、注目が集まっている元号の基礎知識に触れたいと思います。

■元号はいつから使われているのか
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元号は、王や皇帝の権威を象徴するものとして、古代中国の漢武帝の時代(紀元
前2世紀)から使われていると言われています。日本で使われるようになったのは
645年の「大化」からです。日本の方が後から元号を使うようになりましたが、大
化から平成までを数えると元号の数は247に及び、中国の189を大きく上回ってい
ます。中国が清王朝(1636~1912年)を最後に元号を廃止してからは、日本が世
界で唯一元号を使用する国になりました。

■元号を決定するための法則
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明治以降は元号を決定するためにいくつかの法則があります。

・良い意味を持つ漢字であること
・漢字二文字であること
・書きやすいこと
・読みやすいこと
・これまでの元号と重複していないこと
・人名、地名、会社名、商品名などに使用されていないこと

このほか、ローマ字表記が既出のM・T・S・Hと被らない必要もあるようです。

■元号はいつ変わるのか
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明治以降、元号は皇位継承があった時に改める「一世一元」が規定されています。
しかし歴史を遡ると改元の理由はさまざまでした。例えば奈良時代の宝亀という
元号は「珍しい白い亀が見つかった」ことが理由で改元したと伝わります。
奈良時代には、この他にも3度亀がらみの改元があったそうです。瑞祥の現れだと
信じられていたからこそなのですが、何だか微笑ましいですね。他にも「空に綺
麗な雲が浮かんでいたから」という理由で改元したこともあったとか(天応)。
平安以降は天災や飢饉など不安定な時に改元することも少なくなかったようです。
また「天平勝宝」のように四文字元号の時代もありました。

■元号のいま
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ニュースなどを見ていると、国内の出来事は和暦で、国外の出来事は西暦で読ま
れていたりしますが、それが当然になっていてさほど不自由に感じている人はい
ないというのが現実のようです。現代では元号を「時代を表す記号」として捉え
る人が多いのですね。例えば、お墓の多くには元号が彫刻されていて「お墓の建
立日」や「故人の命日」の部分で見ることが出来ます。
元号を目にする事は、その時代を想像して、お墓を建てた施主の気持ちやご先祖
様に思いをはせるきっかけになっているように思います。「うわ~昭和時代の生
まれだって、すご~い!」なんて子孫から言われる日が来るのかな?と想像する
と複雑な心境ですが...(´ x `;*)

お墓の建立を検討されている方は、記念すべき「新元号元年」の彫刻でお墓を建
てませんか?お問い合わせは大野屋テレホンセンターまで、お気軽にどうぞ。


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◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
     「 今年もまた春を迎えられたことに感謝しつつ~言葉について 」
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3月、弥生の月も下旬となりました。冬鳥たちも帰ってしまった池や河川が少し
寂しい季節です。ただ「冬鳥帰る」は春の始まり・・・川岸では、あちこちで
菜の花やタンポポがみられますし、土手の桜も咲き始め・・・春のお彼岸も過ぎ
ました。

~さて今月初めのことですが、法事の打ち合わせでご住職とお会いした時、普段
使っている言葉について「仏教から生まれた言葉」を、それと知らずに使ってい
るというお話がありました~

比較的知られているものでは「有頂天」「因縁」「修羅場」「断末魔」といった
言葉があり、意外なものでは「不思議」「安心」「四苦八苦」「我慢」なども。
そしてこれらの言葉は、本来の意味と現在使われている意味とで、大分違ってい
るものも多い・・・例えば「我慢」の本来の意味は・・・「我」とは、自己の内
にあると思いこんでいるもの、本当は全く実体の無いものだそうです。

そうした実体の無いもの、無常なものを、つい心のよりどころとしてしまう私達
は愚かであり、また傲慢である、という教えであり、仏教で説く四煩悩「我知」
「我見」「我慢」「我愛」のひとつという事でした。

仏教の教えは深くて分からない事も多いのですが、改めて普段の私達の暮らしの
中に沁みとおっているのだと感じます。本当に言葉は難しく、日頃使っていて少
し気になっている言葉もあります。

例えば「適当」という言葉ですが、「ちょうどいい、及第点」という意味と「い
い加減、大雑把」という意味がありますね。もちろん会話の中の前後の文脈から
間違える事は無いのですが、時々ハッとします。

それから「結構」という言葉も「承諾しました、判りました」という意味と、
「もういいです、拒否」の意味がありますね。

今の若い人がよく使う「ヤバイ」という言葉は、もはや私にはよく理解が出来ま
せん。「危険、危ない」から「凄い、感動的な」まで色々幅広い意味があるよう
です。

思えば「言葉」は昔から暮らしと共にあり、変化していくものなのですね。
だからこそ時代が変わっても「言葉」は生きていると言われ、現代でも「言霊」
として大切にされているのでしょう。

若者の新しい言葉も、今の時代を表すために自然に生まれ、必然性がなくなると
消えていくのかもしれません。

私達テレホンセンターは、その業務の中心がお客様との会話ですから、「言葉が
全て」とも言える仕事です。さすがに「ヤバイ」は使いませんが、正しい言葉で
誤解のないよう伝えるのはとても難しく、迷う事ばかりです。
それでも少しづつ・・・と思っています。

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◆ イベント・お知らせ
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◇お墓の引越しセミナー
 会場:常光閣(千葉市中央区)
 開催日時:4月16日(火)・22日(月)10:00~11:00 
 
 「故郷へのお墓参りが遠くて大変」
 「子供の代になったらお墓を守ってくれるか心配」
  などの不安がある方はぜひご参加下さい!

◇お墓の相談会
 会場:プリミエール酒々井
 開催日時:4月6日(土)・13日(土)10:00~16:00(最終受付15:00)

 「樹木葬ってどんなお墓なの?」
 「お墓の引越しや墓じまいの手続きや流れはどうなの?」
など、お墓に関するさまざまな疑問にお答えします。
    
◇都立霊園相談会
 会場:三茶しゃれなあど
 開催日時:4月20日(土)10:00~16:00(最終受付15:00) 

都立霊園の場所、申し込み資格や整えておく書類、使用料・管理料など、
 初めてでもスムーズに申し込みができるよう、お墓のプロが何でも
 お答えします。

各種お申込み・お問い合わせ先:大野屋テレホンセンター 0120-02-8888

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:小林 寛依
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