メールマガジン・バックナンバー

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第198号 「〇〇葬」違いはご存じですか?(2020/7/25発行)

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  メモリアルアートの大野屋
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       冠婚葬祭ナビ『折々しきたり想いやり』2020/7/25

                         https://www.ohnoya.co.jp
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令和2年7月豪雨により被害を受けられた皆さま並びにご家族の皆さまに、心より
お見舞いを申し上げます。

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┏━ 今月号 もくじ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┃ 1◆ 特集   
┃   「 「〇〇葬」違いはご存じですか? 」
┃      
┃ 2◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
┃   「 ~お盆の季節になると思い出す、夏の日のこと(紙芝居)~ 」
┃ 
┃ 3◆ お知らせ・イベント

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メールマガジンをご覧のみなさま、こんにちは。
メモリアルアートの大野屋の小林です。

暦の上では一年で最も暑い「大暑」でしたが、長い梅雨で本格的な暑さを実感す
るのは少し先になりそうですね。
先日の土用の丑の日には、自宅で鰻の蒲焼に舌鼓を打ちました。今年は新型コロ
ナウィルスの影響で、外食を控えて自宅で食べるお宅が多かったそうです。
感染の拡大に不安な気持ちは募りますが、ウィルスは自分では移動できないので
「移動を手伝わない」ということがとても重要です。
当初から言われている「三密の場所には近付かない」「こまめなうがい手洗い」
「室内の換気」「咳エチケット」が、感染予防の最も優れた方法であることは以
前から変わりません。ひとりひとりが取り組めば拡大は抑えられると信じて、新
しい生活を実践中です。この季節は、食中毒にも充分にお気を付けを。

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◆ 特集「 「〇〇葬」違いはご存じですか? 」
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今や聞き慣れた方も多い「終活(しゅうかつ)」という言葉。2012年の流行語大
賞のひとつに選ばれたことをきっかけに、広く知られるようになりました。
終活とは「人生の終わりのための活動」を略したものです。一見すると後ろ向き
なイメージかも知れませんが、その目的は「人生の最期をより良いものとするた
めに準備すること」です。
生きているときに必要な医療や介護のことから、亡くなってから必要になるお墓
やお仏壇のこと、財産分与や遺品整理のことなど...内容は多岐にわたります。
そこで今回は、終活のご相談として多い「葬儀」に焦点を当ててご紹介したいと
思います。

■葬儀について生前に決めておくことのメリット
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「葬儀社の勧めるままに頼んだら、葬儀費用が驚くほど高額になったので、自分
の時は子供たちに負担をかけないように前もって決めておきたい」
このようなお問い合わせは少なくありません。葬儀社、安置先、連絡をする関係
先のリストアップ、宗教宗派、式場、祭壇のタイプ、会葬者の規模、日時、遺影
写真など、通夜までの確認事項だけでも30を超え、その前後まで含めると...
何も準備せずにもしもの時を迎えると、残された家族は悲しみのさなかに実に多
くのことを決めなくてはなりません。金銭的な負担もあります。こうした状況を
踏まえると、葬儀のあれこれを生前から考えておくことの重要性をご理解いただ
けるのではないでしょうか。

■たくさんある「〇〇葬」の違いはご存じですか?
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【一般葬】
一般的に葬儀といえば一般葬を指します。家族や親族のほか、故人と生前にご縁
のあった、会社関係、ご近所付き合い、趣味のサークル、同級生等々、広く参列
していただく葬儀です。

【家族葬】
家族や親族、友人など、故人と生前に親しくしていた方をお招きする葬儀です。
生前にご縁のあった全ての方々への告知に重点がおかれた一般葬とは異なり、故
人との最後のお別れの時間を、親しかった人たちのみでゆっくりと共有できる葬
儀の形式です。参列者の数に明確な定義はありません。

【自宅葬】
その名の通り自宅で行われる葬儀です。団地やマンション等の集合住宅の場合は
事前に管理組合の承諾が必要な場合があります。また、参列者の人数や祭壇の都
合で、家具等の移動をする場合があります。長く病院で闘病生活をした故人を最
期は自宅から送り出してあげたいと自宅葬を選ばれるケースもあります。

【密葬(みっそう)】
密葬は後日に「本葬」を控えた葬儀の際に使う言葉です。事前に家族や親族など
親しい方のみで荼毘にふして(火葬)、後日一般の会葬者をまじえて葬儀・告別
式を行います。

【本葬(ほんそう)】
本葬は「密葬」を済ませたあと、日を改めて行われる葬儀・告別式のことです。

【社葬】
社葬は「葬儀の費用の負担」と「運営責任者が誰なのか」によってその形態が決
まります。創業者、会長、社長、企業の発展に功績があった方に対して行われ、
企業の信頼性を発信する広報の場でもあります。その後の企業の経済活動を円滑
にし、企業存続のノウハウを引き継いでいくための儀式ともいえます。
遺族による密葬のあと、社葬を本葬として日を改めて行われることが多くありま
す。また、遺族と企業が協力し、個人葬と社葬とを別々に行わずに1度に行う「合
同葬」もみられます。

【直葬(じきそう・ちょくそう)】
最近では火葬式とも呼ばれます。通夜・告別式などの儀式を行わず、納棺後は火
葬のみ行います。(火葬場の炉前でお経をあげていただくケースもあります)

■葬儀をどの宗教・宗派で行うか
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お寺の檀家(だんか)になっていない方でも、僧侶に戒名を付けていただき、読
経をお願いする「仏教式」の葬儀が一般的です。その他、神道(しんとう)の方
は「神葬祭(しんそうさい)」、カトリックやプロテスタントの方は「キリスト
教葬」などが代表的です。いずれの場合も、その宗教宗派による式の進め方があ
るため、事前に把握しておく必要があります。また、どの宗教の決まりごとも排
した「無宗教式」の葬儀もあります。宗教特有の儀礼は行われず、黙祷、献奏(
音楽の演奏)、献花などが行われます。

■葬儀の事前相談をご活用ください
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メモリアルアートの大野屋では、無料で葬儀の事前相談を承っています。
「自分の葬儀を決めておきたい」「自分にあった葬儀が知りたい」「おおよその
葬儀代が知りたい」などのご希望がある方には、ご本人やご家族の希望に沿いな
がら葬儀内容を生前に計画・予約できる、葬儀の生前予約【アンシア】がお勧め
です。ご予算に合わせた提案はもちろん、一般葬と家族葬の比較、一日葬・通夜
と告別式をした場合の比較、複数の価格帯のプラン比較、趣味を反映させた自由
な葬儀のご相談など、葬儀に関する様々なご相談・ご要望にお応えします。

外出の自粛で自宅にいる時間が増え、終活を気にするようになったという声もお
聞きします。葬儀のことは気になるけど何から聞いたら良いかも分からない...と
いう方もご安心ください。ひとつひとつ丁寧にお答えします。思いったが吉日、
大野屋テレホンセンターへどうぞお気軽にお問い合わせください。


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◆ 川島ママの"昭和は遠くになりにけり"
    「 ~お盆の季節になると思い出す、夏の日のこと(紙芝居)~ 」
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今年はコロナウイルス流行があり、また数十年に一度の激しい豪雨による水害も
昨年同様にあり・・・大変な夏になりました。これからは台風も心配です・・・
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
暑い日が続きます。お体にはどうぞ気を付けて下さい。特に今年はコロナウイル
ス対策の「マスク着用」もあり、例年以上に熱中症にも注意しなければいけませ
んね。充分な水分補給も忘れずにしたいところです。

さてそうした夏の日々ですが、お盆の季節になるとふと子供の頃を思い出してし
まいます~50数年前、昭和30年代のまだ小学生の頃のこと~当時は東京のあちこ
ちに工事途中の「原っぱ」があり、子供達の毎日の遊び場になっていました。
そんな原っぱに、黒くてがっしりとした自転車の荷台に大きな木の箱をのせて、
それはやってきました。

皆が楽しみに待っていた「紙芝居」がやってきたのです。そして拍子木のカッチ
カッチという音がし始めると、原っぱ中の子供たちがワー!と集まります。当時
は5円玉か10円玉を握りしめて、水飴や梅ジャムや薄いせんべいなどを一生懸命
選んで買ったものです。

記憶をたどると、当時の紙芝居は初めに短い簡単なクイズがあり、当たるとお金
のない子でも水飴やせんべいを貰えました。クイズが出されると、もちろん全員
手を挙げるのですが、紙芝居の親爺さんが選ぶのは、いつもお金が無くて並んで
いる子供達でしたね。それで全員が何かしらの駄菓子を食べながら紙芝居を見る
ことができたのです。

クイズの後には民話や説話の様な紙芝居が始まります。「安寿と厨子王」や「ヤ
マトタケル」「大国主尊」などの話も、最初は紙芝居で知ったのではないでしょ
うか。とはいえ、当時の紙芝居のメインと言えば、やはり「黄金バット」!骸骨
の顔をした正義のヒーローでした。いま思うと、子供相手に随分とインパクトの
あるキャラクターです。

そうした紙芝居は昭和の初めからあり、手書きの絵に合わせて桃太郎などの昔話
を語りながら、子供たちを集めて駄菓子を売っていたということです。また、太
平洋戦争の時には、国策として、戦地で亡くなって英雄とされた方々の話を紙芝
居にさせられたこともあったようです。

~陽の長い夏は、夢中になって遊んでいるうちに遅くなって~夕暮れになり急に
辺りが薄暗くなると、すごく不安な気持ちになったことを覚えています。
大人たちから「夕方まで原っぱにいると、人さらいが来てさらわれてしまうよ」
とよく脅されて。「紙芝居の親爺が実は人さらいかもしれない?」などと言うう
わさも、子供達の間で広まったものです。

そして原っぱに陽が落ち始めると友達にサヨナラをして、ひとりまたひとりと家
へ帰りはじめます。どこか寂しさが残る夏の日の夕暮れでした。その後、日本は
高度成長時代を迎え、東京の街も随分と変わりました。
原っぱも無くなり、いつの間にか紙芝居も姿を消しました。

現代では、子供達が遅くまで外で自由に遊べるような場所も少なくなりました。
それにスマホをしているほうが安全?で楽しそうです。ゲームもSNSも、友達と
のコミュニケーションに必須なツールになっているようですし・・・しかし彼ら
が数十年後に、ふと子供の頃を思い返すとき、いったいどのような風景が浮かん
でくるのでしょうか?


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◆ お知らせ・イベント
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【~お墓・お葬式のことなら何なりと~電話相談受付中】

メモリアルアートの大野屋では、お墓・お葬式の「おうちで相談会」を開催中
です。電話・テレビ電話で個別にご相談をお受けしますので、時節柄外出が難し
い方やお忙しい方におすすめです。

ご予約は大野屋テレホンセンター0120-02-8888まで、どうぞお気軽にお問い合
わせください。

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【大野屋のお葬式オンライン参列サービス開始】

~密を避けて自宅から、入院中の病室から、離れた海外から、お葬式に参列~

離れた場所からでも最後のお別れをしたい。そういったご要望にお応えして
「大野屋のお葬式オンライン参列」のサービスを開始しました。
スマートフォンやパソコンからお葬式のライブ配信動画を視聴して頂けます。
サービスご利用の流れは、下記のメモリアルアートの大野屋公式HPご紹介ページ
よりご覧いただけます。

https://www.ohnoya-funeral.com/news/2020/06/news20200623-01.shtml

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【新型コロナウィルス感染症に対する当社の取り組み】

当社は、お客様と当社社員の安全を第一優先にして、新型コロナウィルス感染防
止に取り組み、地域の葬祭事業を通じた供養のライフラインとしての社会的責任
を果たすため、以下の項目を遵守し営業を継続させていただいております。

1.お客様が利用される店舗、営業車・バスなどでは、常時換気に努め、テーブル
・ドアノブなど複数人が使用される場所を定期的にアルコール消毒液などで衛生
状態を保つ取り組みを行っております。

2.当社社員は、日々数回の検温を行い、体温が37℃以上の者は出勤を認めないな
ど、体調管理を徹底しております。

3.当社社員は、接客の際にもマスクを着用し、手洗いを定期的に行い、ソーシャ
ルディスタンスを保つよう心掛けております。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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┌──┐株式会社 メモリアルアートの大野屋   編集:小林 寛依
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    TEL 0120-02-8888
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