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喪中はがきの書き方、基本マナーをご紹介

2016年11月29日



11月1日(火)から、2017年度の年賀はがきの販売が始まりました。株式会社メモリアルアートの大野屋(東京都新宿区、代表取締役社長 大澤静可、以下大野屋)が設置している「大野屋テレホンセンター」では、年中無休で仏事に関する様々なご相談を受けており、この時期、急増するのが「喪中はがき」に関するご相談です。

喪中はがき(年賀欠礼)は、相手が年賀状を準備する前に届かなければならないので、12月初旬の到着を目指して遅くとも11月中には投函したいものです。今回は意外と知らない「喪中はがきの書き方」に関する基礎知識と基本マナーを最新のお問合せ内容とともにご紹介します。

※本資料に使用しているイラストはメディア向けのお貸出しが可能です。お気軽にお問合せください。

喪中はがきイメージ

喪中はがきの書き方・マナーに関する最新のQ&A (~2016年11月中旬)

Q.
喪中はがきに書くべきこと、書いてはいけないことにはどんなものがありますか?

A.
誰の喪に服しているのかを明確にし、生前の感謝の意を記します。
年に1度、年賀状だけのやり取りしていた方へ、喪中はがきで転居や出産など近況のお知らせを入れたいというご相談がありますが、喪中はがきは訃報を伝える手 紙ですから、それ以上の知らせは必要ありません。
転居のお知らせなどの近況報告は書かないのが基本です。特に結婚や出産などの御祝い事 の報告は避けましょう。喪中はがきとは別に寒中見舞いなどにして出すのがマナーです。

喪中はがきに書くべきこと

Q.
喪中はがきを出そうとしたら、相手方からも喪中はがきが届きました。こちらからの案内は控えるべきでしょうか。

A.
喪中はがきが先に届いてしまったので、「自分も喪中」と出していい ものかどうか迷われる方は多くいらっしゃいます。 こちらからもお送りして問題ありません。先方へのお悔やみの言葉を一筆添えてもよろしいかと思います。

喪中はがきを出そうとしたら

Q.
故人の年齢は数え年で記載するものでしょうか?

A.
どちらでも構いません。喪主様のご判断になります。ただ、数え年で書かれている事が多いようです。
(生まれて1歳、暦年が変わると1歳)
また、葬儀の際にお出しになった「会葬御礼」や「位牌の年齢」にあわせても良いでしょう。

Q.
喪中はがきに使用する切手やはがきはどんなものを選んだらよいでしょうか?

A.
喪中はがきには、無地や地味な柄のはがきを使用します。切手は郵便局の窓口で専用のものを購入するのがよいでしょう。枚数が多い場合は通常のはがきを用いても構いませんが、訃報のご挨拶の代わりとして喪中はがきを使用するため、基本的には一枚一枚丁寧に専用の切手を貼りましょう。

Q.
香典や供物辞退の一文を入れるべきでしょうか?

A.
マナー面から考えると、香典や供物辞退の一文を入れるべきではありません。
ただし、相手との関係性によって相互に事情を理解しあっている場合は記載してもかまわないと言えるでしょう。
その際には、「亡き父の生前の意思により」などといった文言を入れるなど配慮が必要です。

Q.
既に年賀状を出したあとに身内に不幸があった場合どうしたらよいでしょうか?

A.
暮れの時期に不幸があった場合、年賀状を受け取った側はその事情を酌んであげるのが常識的な振る舞いです。そのため、年賀状を出したあとにご不幸があったとしても気になさる必要はありません。
また、たとえば12月中旬に急なご不幸があったとしても、慌てて喪中はがきを準備する必要はないでしょう。

既に年賀状を出したあと

Q.
葬儀に参列した人にも喪中はがきを出すものでしょうか?

A.
喪中ハガキは「年始のご挨拶を遠慮します」という挨拶状なので基本は普段年賀状をやり取りしている相手全員に出します。こちらは「葬儀に参列してくださったからお分かりでしょう」と思っていても、お葬式から時間が経っていると、参列した人でもついうっかり年賀状を出してしまう、といったことがあります。 ただし親戚同士は、お互いに事情が良くわかっている場合は省略することも多くあります。

《大野屋テレホンセンターより》 喪中のお知らせをメールで出しても良い?
メールで新年のあいさつをすることは若い世代を中心に広がっています。受け取る方が特に親しいご友人で、普段から年始の挨拶をメールで行う仲であれば、メールでのあいさつもご理解いただけるかもしれませんが、やはり現状はきちんとはがきで出したほうが丁寧であることは間違いありません。 しかし、年賀状もかつては直接訪ねて年始回りをしていたものが簡略化したものと言われています。いずれは喪中のあいさつもメールでということも考えられるかも知れません。

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