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間もなく迫る令和初の年末!一般年賀はがきの店頭販売は11月1日(金)より開始 早めに準備しておきたい「喪中はがき」の基本マナーをご紹介

2019年10月28日



 間もなく迫る令和初の年末。11月1日(金)から、郵便局店頭では2020年度の一般年賀はがきの販売が始まります。自身が喪中期間に該当する場合、例年年賀状のやり取りをしている相手のために喪中はがき(年賀欠礼)を準備します。喪中はがきは、先方が年賀状を用意する前に届かなくてはいけませんので、遅くとも12月の上旬までに送付するのが一般的なマナーです。そのためには11月中に準備をする必要があります。株式会社メモリアルアートの大野屋(東京都新宿区、代表取締役社長 奥田実、以下大野屋)が設置している「大野屋テレホンセンター」では、年中無休で仏事に関する様々なご相談を受けており、この時期、急増するのが「喪中はがき」に関するご相談です。今回は喪中に関する基礎知識と基本マナーを最新のQ&Aを交えてご紹介します。また、大野屋テレホンセンターに寄せられた喪中に関するご相談の中で特に多かったものをランキング形式でご紹介します(2019年10月大野屋調べ)。

喪中はがき

~知っておきたい 「喪中」と「忌中」の違い~
◆喪中(もちゅう)とは
近親者が亡くなった場合に、一定期間、死を悼(いた)み、身を慎む期間を言います。喪中は、故人を偲ぶ期間ですので、この期間中は慶事を執り行ったり参加したりすることを控えます。門や玄関の正月飾り、鏡餅などの飾り付けや正月料理、お屠蘇(とそ)でのお祝いも行いません。年始まわりや神社への初詣も控えることが一般的です。

◆忌中(きちゅう)とは
仏教では七七日忌(四十九日)まで、神道では五十日祭までを「忌中」と言い、故人の死を悼み自宅に謹慎する期間とされています。


◆喪中はがきとは
 喪中の時は、年賀状を控えるのがしきたりの一つです。喪中はがき(年賀欠礼)とは、親族に不幸があったので年始の挨拶を失礼する旨を伝えるものです。 喪中はがきを出す範囲は、親族でも同居の有無や、親交の度合い、亡くなられた時期によってご自身で判断するのが良いでしょう。とはいえ、喪中期間には特別な決まりが無いため、自分は喪中期間に当てはまるのかわからず、判断に迷う方が多くいらっしゃいます。大野屋テレホンセンターでは、慣習的に知られている右記をひとつの目安として、個別のお話しを伺いながらお応えしています。

 また、取引先など儀礼的に年賀状を出す場合は、喪中はがきを出すと、かえって余計な気を使わせてしまうケースもありますので、仕事は公と考えて、通常通り年賀状を出しても構わないとされています。

喪中はがきとは

◆喪中はがきの書き方
 誰の喪に服しているのかを明確にし、生前の感謝の意を記します。 大野屋テレホンセンターには、年に一度、年賀状だけのやり取りしていた方へ、喪中はがきで転居や出産など近況のお知らせを入れたいというご相談が多くありますが、喪中はがきは訃報を伝える手紙ですから、それ以上の知らせは必要ありません。転居のお知らせなどの近況報告は書かないのが基本です。特に結婚や出産などの御祝い事 の報告は避けましょう。喪中はがきとは別に寒中見舞いなどにして出すのがマナーです。

盛り込みたい文章のポイント
(1)前文挨拶(時候のご挨拶)
(2)喪中のため年賀状を出さない旨
(3)良い年をお迎えいただきたい旨

◆年賀欠礼をメールでお知らせすることはマナー違反?
 メールやSNSで新年のご挨拶をすることも、若い世代を中心に広がっており、喪中の挨拶もメールで行う、という話題も聞かれるようになりました。日頃から頻繁にメールやSNSでやり取りをされている、ごく親しい間柄のお相手であれば、メールでのご連絡もご理解いただけるのではないでしょうか。文面については、普段のメールの口調と同様に、ご自身の言葉で思いをお伝えするとよいでしょう。
 ただし、普段からメールでのやり取りをしていないお相手の場合は、あくまで仏事ごとですので、喪中はがきをお送りするのがマナーです。

メールでお知らせ

喪中はがきの書き方・マナーに関する最新のQ&A (~2019年10月中旬)

Q.喪中はがきのデザインについて、無地ではなく彼岸花や蘭などの絵柄があるものを選んでもよいでしょうか?
A. お花が印刷された葉書でも構いません。淡い色味のものなど、あまり派手になりすぎないものがよいでしょう。

Q. 喪中はがきは葬儀に参列してくれた人にも出すものですか?
A. 喪中はがきは、喪中のため新年のご挨拶を控えさせていただく旨のお知らせなので、 基本的には葬儀に参列された方にもお出しします。また、地域性や親族間の慣習にもよるため、 兄弟間などではお互いの事情をよく分かっているので喪中はがきは省略するというケースもあります。

Q. 2人で共同経営をしていますが、社長が亡くなりました。社長とは親戚ではないのですが、会社から出す年賀状は喪中はがきにするべきでしょうか。
A.ビジネスの場合は喪中はがきを使用しません。 家族経営のお店などの場合は喪中とすることもありますが、ご親戚ではないということですし、この場合は年賀状で問題ありません。

Q. 夫婦連名で喪中はがきを出す場合、故人との続柄はどのように表記すればよいのでしょうか。
A. 一般的には連名の筆頭者である夫から見た続柄を書きます。例えば奥様のお父様の御不幸の場合、「義父」と書きます。もし違和感があるようでしたら、「妻の父・○○」もしくは、「父・○○ ○○(フルネーム)」と書くと苗字が違うので奥様のお父様だということが分かりやすいかと思います。

年中無休であらゆる仏事相談にお答え!大野屋テレホンセンターのご紹介

 「大野屋テレホンセンター」は、1995年の開設以来、冠婚葬祭のしきたりやマナー、仏事全般に関する相談に電話やメールを通じて365日・無料でお答えしている大野屋の顧客サービスの一つで、センターには年間約2万6000件のご相談・お問合せが寄せられます。
 大野屋テレホンセンターでは幅広いサービスを通して蓄積した約30万件の情報を集約しており、相談者の事情や相談内容に合わせ、お葬式・お墓・お仏壇・弔事マナーのエキスパートである仏事アドバイザーが適切なアドバイスを行っています。現在在籍している仏事アドバイザーは8名で、時代とともに変化する問い合わせ内容に対して最も適切なアドバイスを行うべく、日々最新の葬儀・お墓事情をはじめとする仏事情報を収集しています。
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