お知らせ

お墓の地震対策について(震度7の横揺れ・縦揺れにも対応/倒壊ゼロの免震墓石)

2011年05月27日



このたびの東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

メモリアルアートの大野屋は1996年に墓石用接着剤「メモリアル96」(特許取得)を開発しました。墓石を上から下までこの接着剤で一体化する「接着剤工法」をすべての墓石工事に適用しています。耐震試験でも震度7(推定)の横揺れ縦揺れに対応し、また、他社同等接着剤に比べて接着力が高く、耐久試験でも数百年以上の耐久性を持つ結果が出ています。1996年10月から約4万6千件の施工実績(※)がありますが、地震による石碑の倒壊は1件もありません。既にお持ちのお墓への耐震施工も行っており、今回の震災後のお問い合わせも増えています。

※接着剤工法の石碑施工実績(1996年10月以降 計46,059件)
関東33,218件(埼玉10,441、東京9,875、神奈川7,183、千葉4,997、茨城210、栃木74、その他・地域不明含む)
関西12,841件(兵庫3,881、大阪3,520、京都2,438、和歌山760、滋賀670、奈良315、その他・地域不明含む)
→ これらの石碑工事において、地震による倒壊は1件もありません。

さらに2010年11月には、接着性を約10%増加させ、環境面・健康面にも配慮した改良版「メモリアル96EX10」を開発し、導入しています。

お墓の地震対策 詳細ページはこちら

<オリジナル接着剤「メモリアル96EX10」の特長>

阪神・淡路大震災クラスの震度7(推定震度)の縦揺れにも対応します。
耐久試験等のデータによると、数百年以上の耐久性を持つことを確認しています。
従来品である墓石専用接着剤「メモリアル96」(特許取得)の接着性を約10%増加させました。
「メモリアル96」は10年後のサンプル調査において1件の異常も見つかっておらず、地震による倒壊もありません。
トルエン等の揮発性有機化合物を一切使用していないため、化学物質過敏症などの健康被害や森林破壊をもたらすことがありません。
シックハウス症候群の原因物質とされるホルムアルデヒトの放散速度が基準以下であることを保証する マーク「F☆☆☆☆」(日本シーリング工業会が規定する最高級ランク)を取得しています。
廃材量も従来品より約1/7に低減させ、省ゴミ性を実現させるなど、健康面や環境面での安全性に配慮した
製品です。

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<メモリアルアートの大野屋「接着剤工法」による耐震施工サービス>

当社で施工する墓石にはすべて適用しておりますが、すでにお持ちのお墓への耐震施工も承っております。
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お墓を一度解体した後、棹石、上台、中台、芝台すべてを接着剤で接合します。

【料 金】和型9寸角まで7万円~、洋型3段2尺3寸まで7万円~
【地 域】関東・関西・東海
【問合せ】一般からのお問合せ/メモリアルアートの大野屋:フリーダイヤル0120-31-0388

<大野屋の地震対策への取り組み>

1983年 ‘78年宮城県沖地震を契機に、お墓の地震対策に関する研究に取り組む。棹石(一番上の墓石)と上台(上から二番目の墓石)の間に耐震用ステンレスピンを入れた施工を取り入れる。
1984年 (財)建材試験センターで耐震ピンの性能試験を行い、有効性を確認。
1987年 千葉県東方沖地震発生。横倒しになったお墓はありませんでした。
1995年 阪神・淡路大震災発生。上下の縦揺れにより墓石が耐震ピンを超えて倒れてしまう現象を確認。新たな対応策を研究し、当社オリジナル墓石用接着剤「メモリアル96」を開発。
1996年 10月から墓石を上から下までこの接着剤で一体化する「接着剤工法」をすべての墓石工事に適用。
2010年 11月から「メモリアル96」の接着性を約10%増加させ、環境面・健康面にも配慮した改良版「メモリアル96EX10」を開発し、導入。

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